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「花燃ゆ」の世界を堪能

こんにちは。

今、萩の山口県立萩美術館・浦上記念館では2015年NHK大河ドラマ特別展「花燃ゆ」、萩博物館では特別展「長州男児、愛の手紙」が開催されています。

美術館では現存する松陰自賛の肖像6幅の原本が揃いますし、博物館は久坂玄瑞から妻文へあてた手紙「涙袖帖(るいしゅうちょう)」現存6通が公開されます。

ちょうど美術館と博物館…2か所で面白そうな企画展をやっていたので、萩に行くことにしました。

まずは萩博物館から…。萩博物館には吉田松陰をはじめ、高杉晋作の書簡が数多く残っています。

電話もメールもない時代、唯一の連絡手段は手紙です。サラサラと書いてあり、内容まではよく分かりませんが、何となくその字を見ていると、時の上手下手だけでなく、その人の性格やそのときの心理状態が分かるように思います。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で松陰が自分でも言っていますが、その字は「右上がりの強い字」です。その人のクセ…というのも感じられて面白いです。急いで書いたのか、誤字脱字もあります。

今回は、展示されている手紙の上に、キーワードとなる単語の解説や、手紙の内容全体の見解などが紹介されてあり、難解な古文書を分かりやすく…という工夫がつぶさに見られて面白かったです。

目玉となる「涙袖帖」は、久坂玄瑞が文に宛てた手紙…。再婚で楫取素彦(小田村伊之助)のもとに嫁いだ文は、亡き玄瑞の手紙を持参。素彦はこれを快く受け入れ、かつての同志玄瑞の遺墨を涙しつつ整理して巻物に仕立てたことから「涙袖帖」と命名されました。

次に、山口県立萩美術館・浦上記念館へ…。ここでは、よく印刷物などで目にする志士たちの貴重な写真や絵、手紙などが展示されていました。特にメインは松陰自賛の肖像6幅の原本。「吉田家本」「杉家本」「品川本」「久坂本」「岡部本」「中谷本」の6幅で、よく見るとそれぞれ微妙に違います。着物の色、本の持ち方、脇差の位置…と全て違います。比べてみることで、気付きます。この中の松陰神社(萩市)の「杉家本」は、4月28日からはレプリカの展示となるそうです。

山口県立萩美術館・浦上記念館のすぐ近く、旧明倫小学校の体育館が1年間「文と萩物語 花燃ゆ大河ドラマ館」になっています。そこにはセットや衣装などが展示され、ロケ場所も紹介されています。

そして最後は松陰神社に…。松陰神社には、松陰の硯が祀られているそうです。

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松下村塾外観

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松下村塾室内

同じ敷地に松下村塾、軟禁された家があり、松陰神社宝物殿「至誠館」があります。「至誠館」には、松陰の遺墨、遺品などが保管され、その中には「留魂録(りゅうこんろく)」もあります。この日、松陰神社には多くの観光客が訪れていました。

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堀内地区  鍵曲(かいまがり)

萩の街は車の道としては狭過ぎるので、車よりも自転車で周るのがおススメです。車の道でなく、細い道に多くの史跡があるからです。今回も、新たにドラマの撮影場所や史跡を発見しました。

しっかりと、「花燃ゆ」の世界を堪能してきました。

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