こんにちは。

今日は、中医師の劉伶(りゅうれい)先生を招いて、「ミニ講演会+薬膳料理の食事会」を開催しました。

ここで作った「大根と豚バラ肉の重ね蒸し」のレシピをご紹介します。

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「大根と豚バラ肉の重ね蒸し」 2人前

- 材料 -
大根1/4本、豚バラ薄切り肉100g、白ネギ10㎝、青ネギ少々、塩・コショウ各小さじ1(下味用)、生姜スライス2枚、塩小さじ1/2

- 作り方 -

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1)大根を縦半分に切り、1㎝の半月切りにする。(書いてある1㎝ではどうも厚く、半分の5㎜くらいがちょうどいいと思います)

2)豚バラ肉を大根スライスの大きさに合わせて切り、塩コショウで下味をつけて10分程おく。

3)白ネギ7は生姜は千切りにし、青ネギはみじん切りにする。

4)皿に千切りにした白ネギ、生姜を敷き、大根で豚バラ肉を挟んだものを並べて、表面に塩を振る。

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5)4)を蒸し器で10~15分蒸す。蒸し終わったらフタを開けて青ネギを散らし、フタをしてさらに1分蒸したら出来上がり。

お好みでポン酢、ラー油をつけるとさらに美味しくいただけます。

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ボクの姪の「茉結(まゆ)ちゃん」も、参加された皆様と一緒に「大根と豚バラ肉の重ね蒸し」を美味しくいただきました。下味が付いているので、そのままでも美味しいですが少し薄味なので、ポン酢を入れるとしっかりした味でいただけます。

- 効能効果 -
春におススメのレシピです。

中医学では、春は「肝」の季節と言われています。春には花が咲き、青葉や草が萌え、自然界はのびのびとしていますが、日本では卒業、入学、入社など色々な行事があり、ストレスがたまりやすい季節です。腹痛、胃もたれ、ため息、膨満感など「肝鬱気滞(かんうつきたい)」の症状がよくあらわれます。

大根は「理気(りき)作用」があり、豚肉と相性がよい食材です。蒸すと、香りがよく柔らかくなって、サッパリとヘルシーにいただけます。この料理でタップリ栄養補給すると同時に、気機の流れをスムーズにして、「肝鬱気滞」の症状を解消しましょう。