こんにちは。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」では、第2次長州征伐…「四境戦争」の真っ最中です。

大島口・芸州(げいしゅう)口・石州(せきしゅう)口・小倉口の4方向から攻められる絶体絶命の長州なわけですが、小倉口では高杉晋作が、石州口からは大村益次郎が、それぞれ指揮をとり、西へ東へと、同時進行で作戦を展開しました。

幕府軍の士気や軍備や準備など、すべての面において長州藩に劣っていたことで、大軍をもって立ち向かっても勝てなかったようです。

ここで大村益次郎が登場しますが、その際の直筆の石州口作戦図が残されています。

先日、山口市歴史民俗資料館で「大村益次郎のシコウ」があり、そのときにもらった石州口作戦図クリアファイルの引換券をもらいました。その引換券をもって鋳銭司郷土館に行くと、先着500名ですがもらえるんだそうです。

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せっかく引換券をもらったし、ロードバイク初心者のボクにとってはちょうどいい距離なので、鋳銭司郷土館へ行ってきました。鋳銭司郷土館は大村神社のすぐ隣で、長沢の池のほとりにあります。

郷土館の所在地鋳銭司は、その地名が示すとおり、平安時代に貨幣を作る役所が置かれ、約200年にわたり貨幣の鋳造が行われたところです。また、この地は、明治維新の先覚者大村益次郎の出身地でもあります。

大村益次郎の遺品と遺墨を中心にその功績を伝える部屋と、史跡「周防鋳銭司跡」から出土した遺物や日本の貨幣の移り変わりを実物とパネルで紹介している部屋の2本立て…。初めて行きましたが、意外と面白かったです。

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そしてクリアファイルもいただきました。

これで帰るのは勿体ないので、今度は秋穂の方へ行ってみることにしました。この日の最終地点は道の駅「あいお」でした。

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道の駅で休んでいると、ロードバイクに乗ったおじさんに声を掛けられ、色々とお話をしました。聞けば御年64歳。30代で始めて、51歳までレースなどにも出ていたんだそうです。トップ選手になると、時速60kmくらいで走るんだそうです。今のボクは、頑張って時速40km行くか行かないかで、そのスピードを維持する力はありません…。

おじさんは久々にロードバイクに乗って、ここまで来られたんだそうですが、久々なのでボクと一緒で太ももは白かったです…。

ロードバイクに乗っていると同じような人をよく見かけます。バッチリとサイクルウェアで身を固めている人たちですが、ボクは本格的な装備ではありません…。「いかにも…」という派手なウェアは好きではないので、ユニクロです。

同じ距離走っても、自転車だと達成感があります。流れる景色が車と違いますし、車よりも沢山の情報量が入って来ます。ただ、天気に左右されることはありますが、やはり楽しいです。

この日は曇りだったので、暑すぎず、楽しく周ることができました。

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帰ってから、また出掛けるのも自転車…。自転車は小回りが利きますし、ボクの通常の足となっています。この日はたまたま走っていると、黒い煙が上がっていて、よく見ると湯田温泉駅にSLやまぐち号が停まっていました。それが近付いて来るのを自転車を停めて、橋の上から写すことができました。これも自転車ならではだと思います。

この日は何だかんだで70kmを自転車で走りました。ちょうどこの距離は「しまなみ海道」の距離と同じくらいだそうです。

いずれは「しまなみ海道」を自転車で渡りたいな…と密かに思っています。