こんにちは。

朝晩、めっきり寒くなってきました。ウチのネコのフクちゃんは、それでも家には帰って来ません…。

ボクたちにとって最適な体温は36.6~37℃と言われています。

通常、体温は早朝の3~5時が最低、夕方5~6時で最高になると言われています。そのため、平熱とは「午前10時ころに脇の下で測った体温」だそうです。

女性の場合は、ホルモンの影響で低温期と高温期があるので、月経開始後~排卵までの平熱が参考となります。

1日の中では1℃ほど上下するすることはありますが、ボクたちの体は年間を通して一定の体温をキープできるように設計をされています。

この平熱は、夏でも冬でもほぼ同じです。

夏、外気の温度が高く暑いときは血管が太くなり、血流を増やすことで皮膚の表面温度が上昇します。汗をかいて熱を皮膚表面から放出することで体温が上がり過ぎないようにします。

冬、外気の温度が低く寒いときには血管が細くなり、血流をコントロールして皮膚表面の温度を下げることで、体の熱を外に逃がさないようにします。

体には暑くても寒くても体のはたらきを一定に保とうとするホメオスタシス(恒常性維持機能)が備わっていて、脳の視床下部がその司令塔になります。

冷えがあるということは、この機能が崩れ、体温調節がうまくいかなくなった証拠です。

視床下部のはたらきが乱れると、視床下部が主っている自律神経のバランスも崩れ、血流が悪くなり、老廃物が滞る…、血流が悪くなると内臓のはたらきが悪くなり、新陳代謝が低下することにもつながります。

体温が1℃上昇すると代謝は約13%上昇すると言われています。代謝力がグンと落ちます。

それだけでなく、冷えが続くと免疫力が下がり、病気を招くと言われます。昔から「冷えは万病のもと」…と言いますが、今からは特に、体を温めることが健康管理の基本となります。