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冬至と柚子とカゼ薬

こんにちは。

12月22日の今日は「冬至(とうじ)」です。

太陽が軌道上の最も南に来るときで、夜が最も長く、昼が短い日…で。

「冬至」と言えば「柚子湯」ではないでしょうか…。この日に「柚子湯」に入るとカゼを引かないと言われていますが、柚子には体を温める効果があるためだそうです。また、柑橘系の香りはリラックス効果もできるので、心と体が癒される…というわけです。

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偶然にもお客様からお家で生った柚子をいただきました。「柚子湯」でカゼ予防をしたいと思います。

最近、カゼを引かれる方が多くなってきたように感じます…。

むかしから「カゼは万病のもと」と言われるようにカゼぐらい…と思って侮ると、別の病気の原因となることがあります。特に、肺炎を起こすケースも多いため、油断はできません。

カゼを引くということは、抵抗力が落ちている状態なので、気を付けなければいけません。大切なのは引かないように予防すること、そして引き始めを素早く察知して、早い段階で食い止めることです。

カゼ薬には「西洋薬」と「漢方薬」があります。

初診時37℃以上の患者さんに対し、「漢方療法と西洋医学治療の比較」をした実験では、漢方薬を投与した方が早く熱が下がり、更に熱の再発も0%だった…そうです。

また、冬のインフルエンザでは漢方のグループの方が重症化は少ないとの報告もあるそうです。

西洋薬は発熱、痛み、炎症などカゼの個々の症状を和らげるのを目的に投与されますが、漢方薬は体がもつ自然治癒力が活発になることを期待して投与されます。

カゼを引いて熱が出るのは、体が病原体と戦っている証拠…。漢方薬は効率よく発熱させて、早く治療体制にもって行こうとするので、西洋薬よりも熱の持続時間が短い…というのもうなずけます。

先日、山口中医薬研究会の勉強会で王愛延(おう・あいえん)先生のお話の中にも、西洋薬と漢方薬を比較したお話がありました。

中国の病院で、漢方薬のグループと抗生物質のグループの比較実験だそうですが、熱の下がるのは抗生物質のグループの方が早かったそうですが、熱以外の症状はしばらく残ったそうです。漢方薬のグループの方は、熱の下がり方は比べるとゆっくりだけど、熱が治まったときには他の症状も治まっていたそうです。

どちらが優れている…というわけではないけれど、どちらも同じようによく効くということです。

でも一番は、引かないように予防すること、そして引き始めを素早く察知して、早い段階で食い止めることだと思います。

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