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段階的…皮膚の症状を考える

こんにちは。

紫外線、湿度など、外界の影響を非常に受けやすい皮膚…。

皮膚は外界に対するバリア機能だけでなく、「触覚」を通して外部の情報を脳に伝える…という大事な役割をもっています。一方で、皮膚疾患を伴う外見の変化は、社会生活に影響を及ぼすこともあり、「悩み」の原因となることも…。

特に皮膚のバリア機能の低下が関係していると考えられる「アトピー性皮膚炎」は、皮膚が乾燥し、粉をふいたようなドライスキンの状態に、掻破などの刺激が加わることで病変を生じてきます。さらに掻き壊してしまうと、びらんなどのジュクジュクを伴うことも…。

この掻破を繰り返し慢性化すると、肘や膝の内側などがゴワゴワした苔癬化(たいせんか)の状態が認められるようになります。

そのため、典型的な「アトピー性皮膚炎」の症状の経過は、急性期、再発を繰り返し全身に広がる混在期、皮膚が硬化する慢性期に分けられます。

1:急性期(ジュクジュク期)
【症状】
皮膚が炎症を起こし、局部に黄色いカサブタ、ジュクジュク、赤いブツブツが見られます。肘や膝の内側や、首がジュクジュクし皮膚が厚くなってきます。イライラ・不安・不眠などの症状が出ることも…。

2:混在期(赤みのあるゴワゴワ期)
【症状】
赤あるいは紫色でゴワゴワ、カサカサ、亀裂のある肌の状態。痒みが激しく、掻き毟ると出血することもあります。ほかに、口渇、便秘、イライラ、不眠に加え、のぼせや寝汗などが出ることも…。

3:慢性期(カサカサ・ゴワゴワ期)
【症状】
赤みのないゴワゴワ、カサカサ、フケのように皮がむけます。また、痒みが強く、掻き壊し、サメ肌のようになっていきます。睡眠が不安定。食欲がない、軟便傾向、やせタイプなど…。

この3つの段階を正確に把握することが治療の第一歩となり、その対応も変わります。

「アトピー性皮膚炎」の症状は落ち着いているように見えても簡単に再発するため、長期的なケアが必要です。大切なのは、再発しない肌を作り、維持していくことです。

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