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キノコの種類と特徴

こんにちは。

シイタケ、エノキタケ、シメジ、マイタケ、ナメコなど人工的に栽培されていて、今の時期だと鍋の具材としても美味しいキノコたち…。

しかし、傘が固くて食べても美味しくないキノコが数多く存在しますが、これらの中にも薬になっているものもあります。

キノコが漢方薬や抗ガン剤として認められるワケは、その薬理効果にあります。

一番重要なはたらきが「免疫賦活作用」。外から入ってくる細菌やウイルスなどの「異物」との戦いと、ガン細胞など体の内部で生じる「異物」を見つけ出し、戦い、排除するための恒常性の維持を助けるものです。

次に「抗酸化作用」。3つ目が「抗腫瘍作用」…つまり「抗ガン作用」です。

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先日、中医師の王屹(おうきつ)先生をお招きして、今年初めての山口中医薬研究会の勉強会がありましたが、その内容がキノコ類についてでした。

その中で、「シベリア霊芝(チャガ)」「赤霊芝胞子」「雲芝」に注目してお話されました。

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シベリア霊芝(チャガ)
シベリア霊芝はロシアのシベリア地方に生息するキノコで、生きている白樺の樹皮の下で成長します。ロシアの民間では、古くから健康維持のためにお茶がわりに飲まれてきました。ノーベル賞文学賞作家のソルジェニーツィンが書いた小説「ガン病棟」に「チャガ」というロシア名で紹介されています…。

シベリア霊芝は抗ガン作用のほかに、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)などの「婦人科系の疾患」やアトピー性皮膚炎などの「アレルギー疾患」にも幅広く利用されるようです。

赤霊芝胞子
霊芝胞子は霊芝の種子で、4~10株の霊芝からわずか1gしか採れない貴重なもの。キノコ(子実体)よりも抗ガン効果が75倍もあるとされています。霊芝胞子はガン細胞が自らの延命に利用するテロメラーゼという酵素を阻害する…ということが分かっています。

霊芝胞子は抗ガン作用のほかに、安神(精神安定)作用や食欲増進作用もあるのが特徴です。

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雲芝
雲芝は日本名「カワラタケ」というキノコで、抗ガン剤クレスチン(商品名)が菌糸から開発されています。キノコが生えている姿がニワトリのとさかに似ているので、中国と朝鮮の境にある長白山の麓の地区では「木鶏」と言われています。

この雲芝にマンシュグルミの樹皮などを加えた「複方木鶏顆粒」は、中国で承認されている唯一、肝ガンの腫瘍マーカーであるAFPの値を下げ、肝炎、肝硬変、肝ガンの効能があるもので、40年以上の歴史があるそうです。

一括りにキノコ類…といっても、中医学的な効用、特徴、水溶性や脂溶性の違いなどがあり、色々と考えさせられました…。

王屹、ありがとうございました。

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