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乾燥や掻き過ぎで低下する「皮膚のバリア機能」

こんにちは。

乾燥のこの時期は、「皮膚が痒くて掻きむしり、出血した」「カカトのひび割れがひどい」などの肌トラブルが多くなる時期でもあります。

皮膚の乾燥の主な原因は加齢、気候、生活環境、間違ったスキンケアが考えられます。

皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層構造ですが、表皮の外側は皮脂膜で覆われ、角質とともに水分の蒸発を防いで肌の潤いを保ち、細菌やアレルギーの原因物質など侵入を防ぐ皮膚の「バリア機能」を担ってくれています。

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ところが乾燥や掻き過ぎ、こすり過ぎでバリア機能が衰えてしまうと、角質がめくれ上がった状態となり、皮脂膜も減少してしまいます。そうなると、痒みを伝える神経である「C線維」が角質近くにまで伸びて、ちょっとした刺激にも敏感になる…ということが知られています。

そこへ細菌やアレルゲンの侵入により、神経が刺激され、強い痒みを覚えるようになるわけです。水分が蒸発して肌の乾燥が進み、炎症を引き起こすことでアトピー性皮膚炎などの悪化を招く…という悪循環に陥ってしまいます。

本治(根本治療)は、体の潤い不足を改善する「内服治療」で美肌作り、再発を防止することだと思いますが、スキンケアにより皮膚のバリア機能を高めてあげることで、効果がより高まります。スキンケアは「仮の柱」にはなりますが、直接皮膚を守ることから、効果を早く感じることができるようです。

特に、入浴直後のスキンケアには注意が必要だと言われています…。入浴直後の肌は潤っていますが、その後水分が急速に失われてしまいます。入浴後10分以内の保湿ケアが大切だと言われています。

出来るだけ小まめに保湿してあげること、たっぷりと塗ってあげることが重要だと思います。量を少なく、薄く塗ってしまうと患部を十分にカバーできないからです。ティッシュを置いてひっくり返しても剥がれ落ちないぐらいが適量だそうです。

まずは、スキンケアで保湿をしてあげながら、漢方薬の内服で対応し、「角層のバリア機能」「水分保持機能」を高めてあげることが大切であると考えます。

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