こんにちは。

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最近は、色々な人が健康で長生きについての本を出されていますよね。大体は、その人の体験からの物が多いです。

今回「病気にならない生き方」の本を紹介します。この本も著者の体験ですが、30万人のデータから導かれた体験です。

この本は、胃腸内視鏡外科医の新谷弘実先生の本。2005年に発行されて、大ベストセラーになりました。

新谷先生は、世界で初めて、大腸内視鏡を使い、ポリープの切除手術に成功した先生です。アメリカと日本の医療現場で活躍されています。

ボクは一度、博多で新谷先生の講演を聴いたことがあります。

新谷先生は、これまでに約30万例以上の胃腸を診てこられたんですが、その膨大な臨床結果から「健康な人の胃腸は美しく、不健康な人の胃腸は美しくない」ということを教えられたそうです。

先生は、胃腸内の状態を、「人相」になぞらえて、「胃相」「腸相」と表現されています。胃相・腸相…面白い表現だと思います。

健康な人の胃相・腸相は良く、不健康な人の胃相・腸相は悪い…。つまりは、良い胃相・腸相を保つことが、健康を保つことにつながるということなんです。

そして、胃相・腸相にもっとも大きな影響を与えているのは、食歴と生活習慣だということ。

この本では、先生のたどりついた「健康で長生きする方法」が紹介されています。

そして、「エンザイム(酵素)」を消耗しない生活を送ることが大事だとあります。

「エンザイム(酵素)」というのは、生物の細胞内で作られるタンパク質性の触媒の総称で、動物でも植物でも、生命があるところに必ずエンザイムは存在します。ボクたちも、間違いなく数多くのエンザイムによって支えられているんです。

ただ、現代社会では、その大切なエンザイムを消費する要因に満ち満ちている。お酒やタバコといった嗜好品、食品添加物、農薬、さらに薬、ストレス、環境汚染、電磁波などがエンザイムを消耗させる原因となっていると書かれています。ボクたちが、そういったものを処理するのに、沢山のエンザイムが消費されるんですね。

エンザイムを消耗を防ぎ、健康を維持するのに欠かせないのは、まず規則正しい生活習慣だそうです。

そして、「良いことをするのに遅すぎる事はない」とありました。出来ることから始めてみる事だと思います。