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年齢と皮脂の分泌量

こんにちは。

アトピー性皮膚炎の特徴をあらわすキーワードは「バリア機能の低下」「ドライスキン」「痒み」の3つが挙げられます。

こうした肌をケアするときにポイントとなるのが「ドライスキン対策」だと思います…。

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特に子どもの皮膚は大人と比べて薄く、皮膚に含まれる水分は大人よりも多い…ことが分かっています。また、生後6ヶ月ごろまで活発な皮脂の分泌は、思春期にかけて少なくなります。皮膚が薄く、皮脂の分泌量が少ない…ということは、子どもの皮膚が大人に比べてとてもデリケートであると言えます。

バリア機能が低下している場合、細菌やアレルゲンが侵入しやすく刺激に弱いわけですが、カサカサ肌をケアすることでバリア機能も改善し、掻き壊すことも少なくなります。

中医学では「皮膚は内臓の鏡」と考え、子どものデリケートな皮膚は、主に内臓の未発育によるものと考えます。さらには胃腸のはたらきが弱く、皮膚も緻密でないことが子どもの特徴であもあるので、よく食べ、よく寝る子どもは、皮膚の抵抗力も強くなる…と言えると思います。

それにはどうすればいいか…。中医学の皮膚病治療は、「内から」「外から」「本から」の3本柱が基本となります。内から=内服、外から=外用治療と弁証スキンケア、本から=養生(食養生、禁忌、生活養生など)…を指します。

根本的には「内から」「本から」ですが、同時に「外から」皮膚のバリア機能を高めてあげることで、効果がより高まります。「仮の柱」を建ててあげるわけです。

スキンケアの場合、カサカサ肌にローションで水を与え、クリームで保護することですが、その前に必要なのは、「皮膚を清潔に保つこと」。ボクたちの皮膚は想像以上に汚れが付いているからです。

1つは垢や汗などの「体の内側からの汚れ」、もう1つはホコリやダニ、細菌などの「体の外側からの汚れ」です。この2つが微妙に混じり合うと、汚れの成分が変容し皮膚を強く刺激することになります。石けんやボディーソープなどで汚れを落としアレルゲンなどを除去することが大切です…。

とはいえ、洗い過ぎは禁物です。汚れを落とすことは、大切な皮脂までも洗い流してしまう…ということでもあるからです。

そして、その後は必ずローションで水を与え、クリームで保護することで、皮に水分を補い、逃がさないようにし膜をつくることが大切だと思います。

場合によってはステロイド外用剤を使用しますが、その場合は少量をこすらず、チョンチョンと置くようにして薄く伸ばしてあげることです。

特に子どもの場合、皮膚は薄く、思春期までは皮脂の分泌が少ないので、「内から」「本から」と合せて「外から」守ってあげることが大切です。

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