こんにちは。

この連休、姫路に行くことにしました。

姫路…といえば世界遺産の「姫路城」。「平成の修理」を終えて、真っ白く蘇った「姫路城」を白いうちに…という考えもありました。

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JR姫路駅…へは初めて降りたのですが、駅からドーンと正面に「姫路城」が見えたときには、その存在感に圧倒させられました。姫路駅周辺はいわゆる城下町…になるわけでしょうが、今では高いビルばっかり…。それでも「姫路城」を中心に街ができているので、「姫路城」に威厳が感じられます。築城された1346年には想像できなかった光景でしょう…。

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むかし一度、車で行ったときは2009年から行われていた大天守の修理で近付けませんでした。2015年に完了したということですが、それから1年経っているので、かつて「白すぎ城」と話題になったときほどは白く感じませんでした。が、そのたたずまいに感動です。

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城つながりで、次に「龍野城」へ行ってみることにしました。たつの市は「播磨の小京都」と呼ばれ、「淡口(うすくち)醤油」や「揖保乃糸」の故郷だとのこと…。「揖保乃糸」には、この時期大変お世話になります。

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姫路から電車で約25分…JR本竜野駅で下車して「龍野城」に向かうのですが、途中100mくらいの川幅の「揖保川」を渡ります。これが「揖保乃糸」の名前の由来なのかな…と思いを馳せながら橋を渡りました。橋の下…水流のぶつかる白い部分が素麺に見えてきました…。

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歩いていると、所々で「揖保乃糸」の看板を目にします。ちょうどお昼どき、「すくね茶屋」さんで「揖保乃糸」をつかった素麺をいただくことにしました。「すくね茶屋」さんは大正13年(1924年)築の醤油蔵を移築・改装した食事処で、最高級「揖保乃糸」である「三神」が食べられるお店です。

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せっかくなので、「三神」をいただくことにしました。そして、あえて今回は「にゅうめん」でいただくことに…。時間をかけて味わおうと思ったからです。「三神」は15束3240円の超高級品…。スーパーで売っている6束300円前後のものとは値段が全然違いますが、正直ボクには味の違いがよく分かりませんでした…。

姫路では駅の中でも「揖保乃糸」の上級品はお土産として売っているのですが、最高級の「三神」は特定のお店にしかないそうで、「すくね茶屋」さんはその数少ない販売店のようです。

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もう1つ…この城下町を歩いて思ったのは「トンボ」が至る所に描いてあることです。マンホールの蓋にも…。それは、童謡「赤とんぼ」の作詞を手掛けた「三木露風」の出身地であるからだと分かりました。

色んな発見のあったお城めぐりとなりました。