こんにちは。

20日から一週間、山口は「山口祇園祭」で盛り上がります。

7月20日の夜、山口駅通りにある仮宮御旅所への御神幸に始まり、27日の夜の御還幸に終わるお祭りで、20日の行きと27日の帰り、「四角」「六角」「八角」の「御神輿」を担いで、「八坂神社→竪小路→中心商店街→御旅所」と威勢よく練り歩くのがお祭りのメインイベントです。ボクの薬局と家の前も通るので、なるべく参加するようにしています。

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近くの公民館で支度をし、晒(さらし)を皆さんに手伝って巻いてもらいます…。準備を終えると、スタート地点の「八坂神社」に集合します。

今年の参加者は460人。20日、24日、27日と日にちが固定なのですが、昨年の20日は「海の日」で祝日だったため、800人の参加があったんだとか…。

3基の「御神輿」…「大殿地区」「白石地区」「宮野地区」がそれぞれ割り当てられたものを担ぎます。ボクたちの「大殿地区」は大殿地区町内連合会、大殿春秋会、陸上自衛隊山口駐屯地、九電工、山口赤十字病院、野田学園幼稚園にこにこパパの会、一般参加…からなるチーム、今年は「六角」を担ぎます。

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参加者が集まって準備が進む中、県・無形民俗文化財である「鷺の舞神事」が行われていました。

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「鷺の舞神事」が終わり、渡辺市長の挨拶の後、「御神輿」がスタートします。

今年は、ボクたちの「スサノオノミコト」の魂を乗せた「六角」からスタートです。

八坂神社をスタートし、竪小路を練り歩きます。ここがボクたちの頑張らないといけないところ…。近所の人たちが道路に出て見てくれているので、いいところを見せなければいけません…。

ちょうどウチの薬局の前で、子ども用の浴衣の「茉結ちゃん」が見てくれていました。が、異様な光景に表情が固まっています…。確かに、半裸で変な格好をした男の人たちが、大声で「ワッショイ、ワッショイ」と叫びながら、家のようなものを運んでいる…。恐怖ですよね。とても楽しい気分にはなれないのは分かります。

でも、このお祭りでボクが巻いている晒…むかし「茉結ちゃん」のオムツに再利用されていたのですが、当の本人は知る由もないでしょう…。

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「御神輿」を担ぐことで道の真ん中を堂々と歩くことができるのも、ちょっとした快感です。普段は車が行き来する交差点で思いっきり「御神輿」を回します。

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中心商店街に入ると、沿道で見ている人がグッと増えます。アーケードの中であるのと、お祭りのため遅くまでお店も開けているので、「御神輿」は明るい中を進みます…。ちょうど「レノファ山口」の応援の垂れ幕、そして山口市出身でリオ・オリンピックに出場する卓球の石川佳純選手を応援するのぼりがありました。

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終盤に差し掛かり、一番の見せ場である「四角」「六角」「八角」…3基そろっての大回転。参加者が全員集合し観客も多い場所なので、一番の盛り上がりになります。

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最後は駅通りを通り「御旅所」を目指します。沿道には出店が多数出ていて、お祭りムードを盛り上げてくれています。

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そして「御旅所」に到着…。ケガもなく、無事に神様をお連れすることができました。

山口から元気を発信し、皆さんが今年1年素晴らしい年になることを祈念して「御神輿」を担がさせてもらいました。

これから「御旅所」に1週間…神様がいらっしゃいますが、その後神様をもとの「八坂神社」にお戻しする「ご還幸」が、27日にあります。この「ご還幸」には「女神輿」が出動します…。

「山口祇園祭」を皮切りに、山口の夏が始まります!