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「気陰両虚(きいんりょうきょ)」というコトバ

こんにちは。

中医学では「気(エネルギー)」不足と「陰(津液・水)」不足の両方の症状がある場合、「気陰両虚(きいんりょうきょ)」と呼びます。

「気」には代謝を促し「津液(水)」の生成や水分の吸収、排泄のほか、バリアを強めたり、「気」自身や「陰」が体から漏れ出ないようにするはたらきがあります。そのため、「気」の不足は「陰」の不足につながります。

一方で、「陰」とはただの水分ではなく、「気」が溶け込んだ液体であると捉えているので、発汗や排尿、嘔吐・下痢など「陰」の消耗が過多になると「気」も消耗してしまいます…。

つまり、「気」と「陰」はお互いが協力し合い、ボクたちの体のバランスを保っている…と中医学では考えているわけです。

特に夏の疲れは、この「気」と「陰」が不足した「気陰両虚」の場合が多いと思います。

天から下へ下降する「暑気」と、地から上へ蒸発する「熱気」が合わさってできた「暑熱」が体に入って積み重なります。すると、体の「気」を消耗することによって免疫力・抵抗力が落ち、元気がない、食欲がない、倦怠感、微熱、多夢、不眠、生理不順などが見られることがあり、ひどくなると痩せてしまうことも…。

そんな「気陰両虚」に対する漢方薬で定番なのが「生脈散(しょうみゃくさん)」。日本では「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」という名前で販売されています…。免疫力アップし元気を出す作用の「人参」、「津液(水)」を補充する作用の「麦門冬」、「気」と「津液(水)」が漏れないようにする作用の「五味子」からなるシンプルな処方です。

疲労物質である乳酸を分解して疲労を速やかに回復させるはたらきが確認されていることから、激しい運動、長時間の運動、試合など精神的な緊張を伴うような運動におススメの漢方薬です。

ボクの場合、先日の自転車部でもそうですが、運動のときに「麦味参顆粒」をスポーツドリンクに溶かしたものを水分補給しています。スポーツドリンクで水分、電解質、水分などの補給。「麦味参顆粒」で「気」と「津液(水)」の補給。合わせることで、より脱水の予防、熱中症の予防が期待できます。

「麦味参顆粒」のお陰か、「自転車部」と「市民総踊り」…1日2つを元気にこなすことができました。

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