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「下肢静脈瘤」の症例…中医皮膚病IP講座

こんにちは。

先日、閉店後に中医皮膚病IP講座がありました。

ちょうどこの日は「山口祇園祭」の最終日。「御旅所」から神様をもとの「八坂神社」にお戻しする「ご還幸」の日です。同級生も参加し担ぎたいのは山々ですがですが、ボクは中医皮膚病IP講座を優先させることにしました。

中医皮膚病IP講座、今回は3例の「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」の症例発表でした。その症例をもとに、担当中医師の韓(はん)先生が治療方針や漢方処方なのアドバイスしてくださいます。

3例とも高齢者女性でしたが、長年かけて今に至っている…というものでした。最初は別の相談から入り、何かのキッカケから「下肢静脈瘤」を知ることとなり、その後それに対して漢方薬で対応された症例でした。

この症例では、実際に「静脈瘤」専門の病院で手術をススメられるくらいの状態…。隆起した「静脈瘤」が見られている症例でしたので、静脈弁が壊れている状態であり、改善する…ということが難しいものでした。手術は、その静脈を取り除くことのようです。

そのため、漢方薬では「進行を遅らせる」「心負担を軽くする」「合併症を防ぐ」ということを中心とした対応を取られていました。西洋医学でも中医学でも、「静脈瘤」に対する限界があるようです。

「下肢静脈瘤」という病気は女性に多く、「気」不足、筋肉が弱い、引き締まる力が弱いことが、中医学から考える1つのポイントのようです。

多くは老化によるものが多いようですが、家系(遺伝)、職業などにも関係してくるようです。また、妊娠や出産を機に発症することもあり、実際、発表された症例の1つは出産の時期からの発症でした。

3例中、2例は虚証で1例は実証。2例は痩せていて70代以上、内臓の機能が弱いような方なのに対し、1例の人は肥満気味の50代で、若いころから炎症性の疾患を繰り返し起こしているという方。全くタイプが違うとその対応も違います…。

韓先生は「下肢静脈瘤」を中医学的に考えるとき、基本的に「気陰両虚(きいんりょうきょ)」「瘀血(おけつ)」「鬱熱(うつねつ)」がポイントになる…と言われていました。

夏こそ悪化しやすい、ダルくなりやすい時期なので、特に気を付けるべきだということです。

中医皮膚病IP講座の講義の途中、外から「ワッショイ、ワッショイ」という元気な掛け声が聞こえてきました。「四角」「六角」「八角」の3基の「御神輿」が10分おきに通るのを、耳で聞いていました。「ご還幸」では女性が担ぐ「女神輿」が出ますが、最後に声が聞こえたので、「女神輿」がトリを飾っていたようでした。

これで今年の「山口祇園祭」は終わりましたが、今度は「山口七夕ちょうちんまつり」が始まります。8月6日と7日の2日間で、今年は土日なので盛り上がるのではないでしょうか…。

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