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急な寒さに暑さ、油断は禁物です

こんにちは。

お盆を過ぎた辺りから、少しずつ日差しが和らいできていると感じます。今年の夏も暑かったです。しかも雨がほとんど降らなかったので、意外に今年は蚊に悩まされることが少なかったように思います。

そんな猛暑日が続いた今年の夏ですが、今週に入ってから夜から朝にかけて肌寒くなり、一気に秋の気配を感じます。

そんな季節の変わり目、油断をしてカゼを引く人が増えてくるのを感じています。

漢方のカゼ薬…といえば「葛根湯」が良く知られています。日本では「カゼには葛根湯」という風になっていますが、カゼの種類によって、本来使い分けが必要です。

ボクは寒気のカゼを「青いカゼ」、熱のカゼを「赤いカゼ」と呼んでいます。

「青いカゼ」は、「ゾクゾクと寒気がする」「発熱」「水のような鼻水や痰が出る」「頭痛がする」「関節や筋肉が痛む」などの症状が出ます。冷えが原因のカゼなので、温めながら発散解熱する「葛根湯」「麻黄湯(まおうとう)」「桂枝湯(けいしとう)」などをつかいます。

「赤いカゼ」は、「発熱」「のどが赤く腫れて痛む」「粘った痰や鼻汁が出る」「尿の色が濃い」などの症状が出ます。熱が原因のカゼなので、冷やしながら発散解熱する「天津感冒片(てんしんかんぼうへん)」「涼解楽(りょうかいらく)」「銀翹散(ぎんぎょうさん)」などをつかいます。

中医学ではインフルエンザを「赤いカゼ」と考えています。体内に侵入したわずか1個のウイルスは、約8時間後には「100個」、さらに8時間(感染から16時間後)には「1万個」に。そして、更に8時間を経過(感染から24時間後)すると、ウイルスは実に「100万個」にまで増殖します。なので、早めの対応が肝腎です。そのために「天津感冒片」を早めにのむことをおススメしています…。

「天津感冒片」はのどの痛みや熱に驚くほど効果があります。ボクもそうですが、意外に薬剤師の仲間も愛用してくれています。それ以外でも、炎症症状一般にも利用されることもあります。

それでも「カゼがなかなか治らない」「セキも治まらない」。このような症状には、免疫力の低下が大きく関与しています。

免疫力の低下からウイルスや菌の感染を許してしまいますが、そこで体の反応としてカゼの症状(セキ・鼻水・発熱)が出てきます。

セキは「のどに繁殖しているウイルスや菌を外に出すため」ですし、鼻水は「外へウイルスや菌を洗い流したりするため」ですし、熱は「体内に入ったウイルスや菌の活動を弱くし、免疫細胞を活発にするため」の大切な反応です…。

体にとっては早く治るための手助けをしているのですが、低下した免疫を早く高めてあげることが出来れば、それだけで早く治ることができ、長引かせないことにもつながります。

「カゼを早く治したい」「カゼがなかなか治らない」…そんな場合には、カゼ薬と合わせてLEM(シイタケ菌糸培養培地抽出物)などの免疫力を高めるものをおススメしています。

まずは、カゼを引かないことが一番大切。急な寒さに暑さ、油断は禁物です。

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