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「ニキビ」と「大人のニキビ」

こんにちは。

ニキビは思春期に発症する脂腺性毛包(毛穴)の慢性炎症疾患で、顔面、胸、背中に散在します。発症部位に皮脂の分泌が多いのが特徴で、ひどくなるとニキビが治った後も瘢痕を残し、美容上に大きな問題が起こることも…。

思春期を過ぎても顔に赤いブツブツの出ることがある大人のニキビ…。見た目の皮膚症状はニキビとは変わりませんが、発症部位は口の周り、あごに集中することが多く、繰り返すことがあります。

若者なら誰にでもニキビができるかというとそんなことはなく、乾燥性の肌質の人はニキビが発生しにくく、脂漏性の肌質の人はニキビになりやすい…と考えられます。

ニキビの原因は①ホルモン分泌の異常②皮脂分泌の異常③ばい菌の感染…が関わっていると考えられます。ただこれらは1つではなく、原因が重なって発症していると考えられ、トータル的に考える必要があると思います。

思春期に男性ホルモンの分泌の増加により、皮脂腺の分泌が盛んになります。そして、毛穴が詰まったところにばい菌の感染…毛包部の炎症が起こり、ニキビとなるわけです。

赤いブツブツは体の中に「熱」を持っている状態、膿を持った状態は「熱」がさらにひどくなる「熱毒」の状態と考えられます。

思春期は心身の発育段階。中医学的には体質的に体に「熱」がこもりやすい状態で、ニキビが発生しやすい環境です。この状態のときに油っぽい、甘い、辛い…などの「熱」を生む食べ物を食べすぎたり、あるいは偏食していたら、さらに「熱」が盛んになって、顔や上半身を侵してニキビが出やすくなるわけです。

中医学では、皮膚は五臓の「肺」に密接につながると考えます。そして「肺」と「大腸」は表裏関係…。お通じは皮膚に密接に関係します。胃腸の機能が失調し便秘になると、ニキビを悪化させる要因にも…。

また、生活の乱れ、ストレス、不眠もニキビを悪化させます。

大人のニキビの場合、ホルモンの乱れがポイントとなり、月経周期のように出る時期が決まっていたり、月経前に悪化し、月経後に落ち着く…ということが見られますし、月経不順を伴っている人も…。

つまり、ニキビは肌表面だけでなく、体の中から発しているSOSでもあり、中から改善する漢方薬は有効であると思います。

また、洗顔で毛穴の詰まりを洗い落とすことも大切です。

それと大事なことがもう1つ…。ニキビの予防には食事への注意も欠かせません。油ものや揚げ物、香辛料の多いもの、アルコールはなるべきく避け、野菜や果物をよく摂り、便通をよくすることが大切です。

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