こんにちは。

ボクの姪の「茉結ちゃん」ですが、RSウイルスにかかってしまった…という昨夜電話がありました。「茉結ちゃん」の通う保育園で流行っているようです…。

かかってしまうと保育園で預かってもらえない…ということで、「だるま鍼灸院」の2階で面倒をみることになったようです。

RSウイルス感染症は、RSウイルスによる呼吸器の感染症…。Rは英語で「呼吸の」を意味するRespiratoryから、Sは、このウイルスに感染すると細胞同士が合体して多数の核を持った合胞体(Syncytium)をつくることから来ています。

RSウイルス感染症の特徴は、

・冬から春にかけて流行しやすい
・感染力が強い
・繰り返し感染し、徐々に免疫ができる
・小さな子どもほど重症化しやすい

一般的には、感染後2~5日の潜伏期間を経て、鼻水、発熱、咳…といった、いわゆるカゼの症状が起こります。多くは1~2週間で回復するようですが、乳幼児では炎症が上気道から下気道に進み、細気管支炎や肺炎などを発症するケースがあるようです。

「茉結ちゃん」のように2才以上では、鼻カゼ程度で済むことがほとんどだそうです。

症状の経過をしっかりと観察し、安静・保温、水分補給、保湿、栄養補給につとめることが大切です。

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お昼休み、気分転換に「茉結ちゃん」たちがウチの薬局にやって来ました。昨夜の電話では体調が良くないのかな…と感じましたが、目の前の「茉結ちゃん」は元気一杯…。全然印象が違います。

確かに昨日の時点では良くなかったそうですが、涼解楽(りょうかいらく)、板藍茶(ばんらんちゃ)で元気になったようです。

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涼解楽の添付文書には、5歳未満はダメ…とありますが、それには全くお構いなしです。

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一方の板藍茶は小さい子どもでも飲めますので、カゼやインフルエンザの予防におススメです。ウチの薬局では、ご家族で予防としてこのお茶を飲んだり、うがいしていただいています。

「茉結ちゃん」は、お昼まで大好きなアンパンマンのDVDを観て過ごしたようです…。