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今年もあと僅か…そして気になるカゼ

こんにちは。

ウチの周りの医療機関は28日まで…というところが多く、今日からお正月ムードが漂っています…。ウチの薬局は30日までの営業で、31日からお休みをいただきます。

ここにきて少し不安なことが…。最近、日ごとに寒くなってきていますが、それに伴い、カゼで来られる方が多くなっているように感じます。

CMでおなじみのカゼ薬もありますが、ご相談いただく場合は漢方薬のカゼ薬をおススメすることが多いです。ボク自身、カゼを引いたら漢方薬のカゼ薬ですし、早くよく効くからです…。実際に、漢方療法と現代医学治療の比較実験でも、漢方薬の方が早く、よく効く…という実験結果が出ていました。

漢方のカゼ薬と言えば葛根湯(かっこんとう)を思い浮かべる人は多いと思いますが、これだけでは不十分。カゼといっても、個々の症状の違いによって治療法を変えるのが中医学の神髄です。まず、「どのタイプカゼなのか…」を見分け、最適な漢方薬を選ぶことが大切です。

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熱っぽいカゼ(風熱型)…急な発熱、しかも高熱
急な発熱、しかも高熱の出るタイプは、「赤いカゼ」と呼んでいます。ウイルスなどが口から入るカゼで、インフルエンザもこのタイプと考えます。のどが赤く腫れ、ものを飲み込むときに痛みを伴うこともあります。

治療は、熱を冷ましながら軽く発汗させる方法をとります。炎症を抑える金銀花(きんぎんか)や連翹(れんぎょう)などが配合された天津感冒片(てんしんかんぼうへん)涼解楽(りょうかいらく)、銀翹散(ぎんぎょうさん)などが効果的です。

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悪寒が強いカゼ(風寒型)…鼻水、寒気でゾクゾク
鼻水が出る、背中がゾクゾクして寒気がするタイプは、「青いカゼ」呼んでいます。寒い外気の中を薄着でいたことなどに対する生体反応で、皮膚から入ってきます。

治療は、体を温めながら発汗させるのが一番で、このタイプには葛根湯麻黄湯(まおうとう)が適しています。発汗効果の高い麻黄が配合されています。

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胃腸型のカゼ(風湿型)…下痢や吐き気などの消化器症状も
鼻水や咳…といったカゼの症状のほかに、下痢や吐き気などの消化器症状を伴うものを「黄色いカゼ」と呼んでいます。

治療は、胃腸の機能を高め、体内に滞っている余分な水分を取り除く、藿香(かっこう)、紫蘇(しそ)、茯苓(ぶくりょう)などが配合された勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)などが有効です。

 

それでも、カゼがなかなか治らない、セキも治まらない、体がダルい・疲労感。このような症状には、免疫力の低下が大きく関与しています。カゼ薬は、早く治るための手助けをしているのですが、免疫力が低下している状態では、なかなかパッと改善しないことも…。

そんなとき、ボクはLEM(シイタケ菌糸培養培地抽出物)をおススメしています。免疫力に働きかけ、抗ウイルス作用の認められたLEM。天然由来成分である水溶性リグニンを含んでいて、抗ウイルス作用や抗酸化作用なども解明されていて、インフルエンザやヘルペスに有効であることも分かっています。

今年もあと僅か…元気に新年を迎えたいものです。

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