こんにちは。

中医学では「以形補形、以臓補臓、同気相求」という考え方があります。

これは、ボクたちの体を自然界に例えて説明するものですが、例えばある内臓や器官が弱っているときは、「形や色が似たものを食べると良い…」という意味として解釈することもあります。

ナッツを食べていると、色々と面白い形をしているのに気が付くと思います。

特にクルミ(胡桃)…。クルミが「何かの形に似ている…」と思ったことはありませんか?クルミは「脳の形」によく似ています。そのため、クルミを食べれば賢くなる…という言い伝えもあるそうです。また、クルミには「益智果」「長寿果」などの別名があり、古くから「補腎薬」としても使われていて、「悪玉コレステロールを減らす」「滋養強壮、抗疲労」「抗酸化・アンチエイジング」「脳と神経の安静」「美肌・美髪」「便秘解消」などの薬理作用も報告されています。

そんなクルミの主要成分は、オメガ3脂肪酸のα-リノレン酸、オメガ6脂肪酸のリノール酸、タンパク質、炭水化物、ビタミン類、ミネラルなど…。

ご存知の通り、オメガ3脂肪酸には「コレステロールを下げる(悪玉コレステロールを下げる)」「中性脂肪を下げる」「動脈硬化、心筋梗塞の予防」「高血圧の予防、高脂血症の予防」などに効果があると期待されています。

同じくオメガ3脂肪酸に分類される油に、青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸:Docosahexaenoic acid)、EPA(エイコサペンタエン酸:Eicosapentaenoic acid)があります。

むかし流行った「おさかな天国」の歌詞にも、

サカナ サカナ サカナ
サカナを食べると
アタマ アタマ アタマ
アタマが良くなる

とあるように、魚に含まれるDHA、EPAには脳の活性化、集中力・思考力の向上作用が注目されています。

更に、DHAは、精液や脳、網膜のリン脂質に含まれる脂肪酸の主要成分であるため、脳だけでなく、生殖機能や目の健康にも関係しています。EPAは脂質代謝や血液凝固抑制などが認められるので、閉塞性動脈硬化症や高脂血症治療薬にも使われています。

そんなDHA、EPAにクルミオイルを配合し、ソフトカプセル化した「星火賢脳丹(せいかけんのうたん)」がこの度発売されました。健康長寿、受験や試験を控えた方の健康、賢脳サポートに良さそうです。