こんにちは。

最近、ウチの薬局の裏庭のツバキの写真を毎日のように撮っているので、少しはツバキに詳しくなったような気がします。

そういえば、萩には10haの広さの「笠山(かさやま)・椿群生林」があります。ウチのツバキがそろそろ終わりそうだし、「笠山」のツバキも終わり頃なのかな…と思い、行ってみることにしました。

前回は3時間以上かけて萩まで自転車🚴で行きましたが、今回はもちろん車🚙…。ウチの前の道を北上する最短ルート「萩往還ルート」で行くのですが、1時間もかからず萩に着きます。

ただし、このルートは急な上り坂が続くため、自転車で走るとボクはリタイヤするかもしれません…。(以前自転車では違うルートでした)

自転車目線で車を運転して行きますが、やはり今のボクの実力では早いような気がしました。この季節ならでは…途中桜のアーチを潜りながら、運転中も桜を楽しむことができました。なので、気持ちスピードもゆっくりです。

萩市街に入り、松陰神社の前を通り、市街を抜けた先の「笠山」を目指します。

「笠山」は、藩政時代には萩城の北東(鬼門)の方角に当たるので、藩では笠山の樹木の伐採や鳥獣の捕獲を禁止していたそうです。そのため全山原生林の様相を呈し、大木に覆われたそうですが、明治になってその禁が解かれ、大木は切り倒されたそうです。

昭和45年、萩の椿の調査のため訪れた著名な椿研究家・渡邉武先生が、雑木やつる草を切り除いて椿林として観光地になる…と市長に進言したことで、現在に至っています。約25000本の「笠山椿群生林」は圧巻で、そして幻想的です。

ココも平成27年の大河ドラマ「花燃ゆ」のロケ地にもなったようです。

笠山のツバキが見頃を迎える2月中旬から3月には「萩・椿まつり」が開催されるので、もう少し前に来ていたら今以上に沢山の花を咲かせていたかもしれません…。

薄暗い群生林を抜けると、その先に日本海がキラキラ✨光っています。そんなロケーションもボクは気に入りました。

「笠山・椿群生林」を後にし、今度は笠山山頂を目指します。

ここも桜の名所で、展望台から日本海と桜が一緒に楽しめます。

山口よりも萩の方が少し暖かいのか、桜は満開ですが、散っている花びらも目立ちました。

笠山を後にし、萩市街に向かう途中、「萩反射炉」に立ち寄りました。ココは「明治の産業革命 世界遺産」に選ばれた史跡…。ここも桜がキレイでした。

今日は「椿」と「桜」の両方のお花見ができました。