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認知症と漢方

こんにちは。山一薬局立小路店の岡村祥平です。

わが国における認知症の患者数は年々増加し、85歳以上の高齢者の4人に1人が認知症だと診断されているそうです。今後さらに患者数が増え、2020年には300万人近くまで達すると予想されているんです。

福岡大学の藤原道弘薬学部教授は、『だからこそ認知症の予防が大切なのです。認知症には血管の虚血などによる神経細胞のアポトーシス(細胞の自然死)が関与していますので、日頃から血液の循環をよくすることが大切です。漢方薬には血液の滞りをよくする駆瘀血作用を持つものがたくさんあります。』と話されています。

藤原教授は、ボクが福岡大学のとき薬理学を教えていただいた先生です。卒業してから10年以上経った今、このような研究をされていたことを知って、漢方薬に携わっている人間として、とても頼もしく思います。

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藤原教授は脳の血管を虚血状態にしたラットを使って、漢方薬の「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」を投与する実験を実施されています。薬を虚血前から飲ませたところ、虚血後の記憶障害が改善したり、アポトーシスが軽くなったりすることが分かっています。

『すでに認知症の周辺症状に対して、「釣藤散(ちょうとうさん)」や「抑肝散(よくかんさん)」などの漢方薬が効果をあげています。今後、「冠元顆粒」などの漢方薬は認知症の予防や症状改善のために、ますます期待されていると考えています。』とも話されています。

だから「常に血液の流れをいい状態に保つと、認知症の予防につながる」ということなのです。血液の流れって大事ですね!

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