こんにちは。

カルシウムが不足すると「骨」がもろくなる…。これは、みなさんよくご存じのことだと思います。

それ以外にもカルシウム不足は、こんな病気になりやすいと言われています。

骨・歯…虫歯、骨折、骨粗鬆症、関節炎など。
カルシウムが不足すると骨がもろくなって、骨折の原因となる骨粗鬆症になりやすいですよね。「骨粗鬆症→骨折→寝たきり」。高齢化が進むなか、このようなケースが多くなっています。注意が必要です。

神経…イライラ、ストレス、不眠など。
カルシウムは脳神経の興奮を鎮めます。不足すると、イライラ、不安感、不眠症や子どもの疳の虫などを引き起こすこともあります。特に、更年期以降の女性にはカルシウムが必要だと思います。更年期以降、骨折のリスクも高まりますし…。また、「キレる子どもが増えている」ことに、カルシウムのような栄養が不足していることが原因の1つ…と言われています。子どもにとって、発育にもカルシウムは大切です。

皮膚…湿疹、皮膚炎、ジンマシンなど。
カルシウムが不足すると、体質が酸性化し、皮膚の抵抗力が弱まるそうです。抵抗力が弱まると、皮膚病の慢性化を引き起こします。十分な補給は抵抗力を高めることにつながります。

内分泌系…糖尿病、高血圧、心臓病、肝臓病など。
カルシウム摂取が不足すると、血液中のカルシウム濃度を低下させないために骨から血液中にカルシウムが溶かし出されます。そうすると、体内にカルシウムが溢れるという逆転現象が起こることも…。これは「カルシウムパラドックス」という現象です。骨から溢れたカルシウムは、細胞に沈着されやすく、血管の細胞が収縮し、細く、硬く、もろくなります。結果的に高血圧、糖尿病、心臓病などの原因になる場合もあります。

筋肉…神経痛、発育不足、腹圧性尿もれなど。
筋肉の弛緩、収縮の働きにもカルシウムが関係しています。神経痛やリウマチの治療、発育盛りのお子様、尿もれにはカルシウムは欠かせない…と言われています。

体液…ぜんそく、慢性鼻炎、アトピー性皮膚炎
せっかく外敵を退治するシステムが整っていても、それが過敏な反応が起きてしまうのがアレルギーです。体内でのカルシウムイオンの現象が過敏防衛反応を引き起こす原因の1つになっています。

そんな「カルシウム」。国民健康・栄養調査では、充足率が88%。特に、20歳代では平均栄養所要量から、約3割不足していることが分かっています。一番いいのは、食事からカルシウムを補うことです。

干しエビ、煮干しなどの「魚介類」やひじき、青のりなどの「海藻類」、パセリ、モロヘイヤなどの「野菜類」にカルシウムをしっかり摂りましょう。

欧米での報告ですが、「乳製品を多く摂っている人に骨粗鬆症が多い」というものがあります。だから「乳製品」からでなく、「魚介類」「海藻類」「野菜類」を中心にカルシウムを摂るといいと思います。

ただ、なかなか食事だけで100%を超えるのは難しいかもしれません。野菜の栄養成分が減っていると言われていますし…。

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そこで、おススメしたいのが「新ササカール」。 新ササカールは「ボレイ」というカキの殻からのカルシウム。ボレイには効能として精神を安定させる働きがあり、ストレスを抑えて血圧を安定させる、一石二鳥の効果があります。乾燥酵母も入っているので、とても吸収しやすいカルシウム剤なんです。