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ノーベル文学賞作家が紹介したキノコ🍄

こんにちは。

今年のノーベル文学賞に決まったカズオ・イシグロさんの作品で、映画にもなっている「わたしを離さないで」を観ました。臓器提供者となるべく造られた子供たちの世話をする「介護人」の女性が語り手のこの作品は、切なくてやり切れない気持ちになりました。

話は変わりますが、1970年にノーベル文学賞を受賞したアレクサンドル・ソルジェニーツィン(1918年~2008年)さんの「ガン病棟」という小説で世界に知られるようになったキノコをご存知ですか?

そのキノコとは「シベリア霊芝」、ロシア名で「チャガ」、日本名は「カバノアナタケ」と呼ばれるもので、ロシアの民間では古くから健康維持のために飲まれているそうです。

ロシアのシベリア地方に生育するキノコで、日本では北海道で見つけられていますが、「シベリア霊芝」の菌糸はマイナス40℃でも耐えられ、生きている白樺にしか寄生しないのが特徴です。

ソルジェニーツィンさんが1953年末、南カザフスタンへの流刑生活中にガンを患い、死線を彷徨っているとき、ガン治療で有名な医学博士で医師のマースレニコフ博士と出会い、彼の勧めで「チャガ」を服用して自分のガンが治癒したことに感動し、小説「ガン病棟」を執筆したんだそうです。

「ガン病棟」にはこのマースレニコフ博士が実名で登場しているのですが、

彼が勤務する病院にくる農民にガンがほとんどないのはお茶代わりに「チャガ」を煎じて飲んでいるからではないか…

ということで、それを確かめるために調査研究を始めたそうです。

マースレニコフ博士と「チャガ」に助けられたソルジェニーツィンさんは2008年、89歳で亡くなられるわけですから、その後55年生きられたことになります。

そんな「チャガ」…「シベリア霊芝」の薬理研究は広島大学医学部でも行われていて、

①マクロファージの機能を増強する
②マスト細胞のヒスタミンなどの放出とⅠ型アレルギー反応を抑える
③ガン細胞の増殖を抑える
④ガン細胞のアポトーシス(自然死)を引き起こす

ということが明らかなっています。

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