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2度…カゼを引きかける💧

こんにちは。

今月に入り、2度カゼを引きかけました。

1度目は中国の湖北省・武漢のとき、2度目は今日の明け方です。

1度目は緊張と疲れと、急に肌寒くなったことが原因で、ゾクゾク悪寒がする一歩手前…。中国のホテルに着くなり、その日は「風治散(葛根湯)」を飲み、洋服を着込んで就寝しました。

次の日体がラクになったのですが、朝食で食べたピリ辛の「牛腩粉」で発汗💦させ、完全に回復しました。以後、朝は毎日「牛腩粉」を食べるようになりました。

2度目は就寝中、急にのどの痛みに襲われる…というもの。こんなことは初めてでしたが、この時はいち早く「涼解楽」を服用。しばらく違和感はありましたが、寝て起きるとのどの痛みは完全に消えていました。

どちらも未然に防ぐことができたわけですが、この2つのカゼはタイプが全然違います。

1度目が「悪寒が強いカゼ(風寒型)」⛄で2度目が「熱っぽいカゼ(風熱型)」🔥。

どちらも感染症ですが、これに対して「傷寒(しょうかん)」と「温病(うんびょう)」の2つの治療法があります。

「傷寒」…「風寒型」⛄のカゼは、外感病の原因は体の抵抗力…免疫力が低下し、特に外気の「寒さ」に対して皮膚の毛穴の温度調節がうまくいかず、体温の調節ができなくなり発熱する…と考えられます。

この場合、関節や首筋の筋肉が痛んだり、頭痛や強い寒気…などの症状を伴うのが特徴です。この場合、「葛根湯」のような体を温める漢方薬で強く発汗💦させ、体温を下げて治すことが多いです。さらに寒気が強い場合には「麻黄湯」が選択されます。

「温病」…「風熱型」🔥のカゼでは、細菌、ウイルスなどの病原体が鼻、のど、気管支の粘膜から侵入して、上気道感染症を引き起こし、鼻づまり、鼻汁が黄色い、のどが腫れて痛い…などの症状が特徴です。こうしたときに温める薬で強く発汗させると、一時的に体温は下がるものの、体の水分を消耗し、かえって発熱や炎症反応が強くなることもあります。

「温病」に対する認識は地球温暖化に伴い、西暦1000~1200年頃からあったそうですが、治療法がまとめられたのは1600年の明、清の時代…。インフルエンザ、各種の感染症に対する治療法の「温病学」が完成しました。「温病」の代表処方に「銀翹散(ぎんぎょうさん)」「天津感冒片(てんしんかんぼうへん)」「涼解楽(りょうかいらく)」があります。

カゼのパターンはこの2つが殆どではないかと思います。つまり、「風寒型」と「風熱型」のカゼに対して適切に対応すると、素早くカゼを治すことができるのも漢方の特徴であると思います。

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