こんにちは。

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この前はじめて、映画「スティング」を観ました。

1936年のシカゴを舞台に詐欺で日銭を稼ぐ1人の若者が、親同然の師匠を殺害したギャングに復讐するために伝説的な賭博師と協力し、得意のイカサマで相手組織を徐々に追い詰めていく様を軽快に描いたコメディ映画です。

ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの共演で大ヒットし、第46回アカデミー賞作品賞を受賞した映画です。監督はジョージ・ロイ・ヒル。ずっと気になっていた映画ですが、今回はじめて観ました。

「The Players – “プレイヤーたち”」「The Set-Up – “段取り”」「The Tale – “作り話”」「The Wire – “電信屋”」「The Shut Out – “締め出し”」「The Sting – “とどめの一撃”」と大きく6つで映画は構成されています。

大がかりな詐欺なんですが、緻密な計画がたてられ、実行されます。相手に最後まで、詐欺だと気付かせない鮮やかな手口は、本当に観ていて面白いです。観ていてハラハラドキドキ。相手を信用させるための、様々な仕掛けに驚きました。

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でも、何より驚いたのが、「ロバート・レッドフォード」が「ブラッド・ピット」にそっくりだったことです。これは、前から言われていたことなんですが、この映画で再確認しました。当時のロバート・レッドフォードは37歳。ちょっと前のブラッド・ピットというところでしょうか…。というのも、ブラッド・ピットは現在49歳。これも相当の驚きですけど…。左:ロバート・レッドフォード、右:ブラッド・ピット。

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この2人は、1992年に「リバー・ランズ・スルー・イット」という映画で、監督と主演俳優という立場で共演します。これはブラッド・ピットの出世作になるんです。

「スティング」の中で流れている主題歌は、スコット・ジョプリンの『ジ・エンターテイナー』を30年代に編曲した曲で、この映画の成功で『ジ・エンターテイナー』はどこでも聴く有名な曲となっているそうです。みなさんも、CMで聴いたことのある曲だと思いますよ。

「スティング」は1973年の映画ですが、その頃の映画っていいものしか残ってないですよね。今の映画のように、派手さはないけれど、内容のしっかりした映画です。面白いのでおススメです。ロバート・レッドフォードがブラッド・ピットに似ているかも、確かめてください。