こんにちは。

先日、「満月」🌕のときは月と地球の引力のパワーが大きく、地球上の動物も植物もその引力のパワーを受ける…ということを書かせていただきました。

もちろん、地球🌏そのものの影響として身近に感じられるのが「潮の満ち引き」。

海面の水位(潮位)は約半日の周期でゆっくりと上下に変化していますが、潮位が上がりきった状態が「満潮」、反対に下がりきった状態が「干潮」と呼ばれています。

地球は1日に1回自転するので、多くの場所では1日に2回の満潮と干潮を迎えることになるわけです。

地球に対して月と太陽が直線上に重なるとき、月と太陽による起潮力の方向が重なるため、1日の満潮と干潮の潮位差が大きくなります。 これが「大潮」です。

それを実際に体感することができる場所に行って来ました。

長部田海床路(ながべたかいしょうろ)…という海の中にあり、干潮時に海面にあらわれる漁業用舗装道路です。その道路沿いには電柱が並んで立っており、満潮時は海の中へ電柱が続いている不思議な光景が見られます。

実は、海苔の養殖用に造った干潮の時だけ有明海に現れるコンクリート舗装道で、昼間より質のいい海苔がとれる日没後の摘み取り作業のため、道の西側に約20本の電柱が並び、夜間には街灯がともされるのだそうです。

つまり、干潮と満潮がハッキリと分かりやすい場所であることに間違いありません…。

そんな長部田海床路、出川哲朗さんの初冠番組…「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」の「鹿児島・桜島から絶景の天草諸島を抜け熊本城を目指す290キロの旅」の回で立ち寄ったことで、ボクは知りました。

そこから半年以上経ちましたが、やっと長部田海床路に来ることができました。

到着したのが干潮時、この日は満月前後だったので、目一杯潮が引いている状態…。とりあえず歩けるところまで歩いてみることにしました。

途中、所々に折れている電柱が…。後で調べてみると、7月3日の台風3号によって、電柱8本が倒れてしまったんだとか…。ちょうど真ん中あたりの電柱だったので、その先まで電気が行かないのでは…と心配です。

せっかくなので行けるところまで行ってみました。全長が1kmくらいあるのではないか…と思います。

日が沈み始めたくらいから潮が満ち始めてきました。

1時間半~2時間かけ、この状態からこの道は完全に沈むのだそうです。

完全に沈む様子を撮影しよう…と、辺りには三脚を携えたカメラマンが。ボクは真っ暗になる前に退散しました。

長部田海床路は「潮の満ち引き」を感じられる場所だと思います。