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寒さ、乾燥で低下する「繊毛」の働き

こんにちは。

これからの時期、カゼやインフルエンザが流行し始める理由…。

その1つは、ウイルスは気温が低く乾燥したところで活動的になるから。

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もう1つは、「繊毛(せんもう)」と呼ばれる「鼻からのどまで続く粘膜に生えている毛」の働きが、気温が低く乾燥したところで弱まるから…と言われています。

カゼやインフルエンザのウイルスは、鼻や口からのどを通って体内に侵入してきますが、これらを迎え撃つため、ヒトの体に備わっている自浄システム…その1つが「繊毛運動」です。

繊毛は1秒間に10~15回の速さで小刻みに動くのですが、この繊毛運動によって、鼻やのどの表面にある粘液に流れを生み出します。体内に入ったウイルスや雑菌は、粘液の流れに取り込まれ、せきやたんと共に体外へ排出されたり、唾液と一緒に体内に飲み込まれ胃液で分解されます。こうして異物を排除するわけです。

繊毛運動が正常であれば、ウイルスや雑菌は、のどの粘膜細胞に付着、増殖する前に体外へ速やかに排出されるので、感染リスクを低く保つことができます。

また、粘液分泌性の「杯(さかずき)細胞」の働きによる、気道粘膜を潤いも欠かせません。

寒さと乾燥で弱まる、このような「粘膜細胞」。中医学では「粘膜免疫=衛気(えき)」の力と言え、漢方で「衛気」の働きを助けてあげることが有効であると考えます。異物の排泄を強化すること、潤すことが大切だと考えます。

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