• 中医学、ネコ、日常をつづるブログ

冷えると辛くなる痛みに…

こんにちは。

腰痛は気象条件の影響を受けやすく、特に冷えと湿気が痛みの原因となるため、冬場のこの時期に悪化することが多いです。

腰や関節などの痛みやしびれを中医学では「痺証(ひしょう)」と言い、この「痺」という字はしびれるという意味の他に「つまる、滞る」という意味があります。つまり、「痺証」とは気血の流れが滞ったために現われる症状と言えます。

その原因は、エネルギー不足、血液不足などの慢性的な抵抗力の低下や老化などの「内的要因」と、湿度、寒さなどの気候の影響による「外的要因」が考えられます。

これらによる頑固な痛み・しびれに、有効なのが「独歩顆粒(どっぽかりゅう)」です。

「独歩顆粒」の主薬は、寒さや湿気などによる邪気を除去して、気血のつまりを通し、足腰や背中の痛み、関節痛、下肢のしびれなどを改善してくれる生薬の独活(どっかつ)…山菜として食卓にのぼるウドのことです。

「ウドの大木」という言葉があり、役に立たない代名詞のような言われ方をします。「ウドの茎は木のように長くなるけど、柔らかくて材としては使えないところから」なのだそうですが、その根は漢方薬として有用なわけです…。

独活・防風・細辛には消炎鎮痛作用が、杜仲・桑寄生には腰・膝・筋を強める作用があり、抵抗力の低下からくる、または冷えからくる、下肢の痛み・しびれに有効です。

痛みと言えば、グルコサミン・コンドロイチン(+ヒアルロン酸)が有名ですが、グルコサミンなどでは「冷えて痛む状態」を改善できませんし、「全身の老化を改善することも」できません。

「関節が摩耗した場合」は、こういった処方でいいですが、「冷えると痛む」「温めると楽になる」といった場合は、独歩顆粒がおススメです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。