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体全体を覆っている皮膚

こんにちは。

普段あまり意識することはありませんが、私たちの体全体を覆っている皮膚は、成人で面積が約1.6㎡(0.5坪、畳1枚相当)、重量は体重の約1割を占める人体で最大の臓器と言われています。皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層と、汗腺や皮脂腺、体毛などの付属器から成り、体内と外界を隔てています。

最大の臓器である皮膚の多様な機能があり、「保護作用」「知覚作用」「呼吸作用」「分泌排泄作用」「ビタミンD生成作用」「吸収作用」「表情作用」「再生作用」など、人体の恒常性を維持するうえで重要な役割を担っています。

体内外を境界として異物の侵入を防ぐために、皮膚には免疫細胞や状況を感知する知覚神経も豊富に分布しています。外敵の侵入や有害刺激に対して、防御反応として炎症が起こると湿疹や皮膚炎を発症し、皮膚のバリア機能がそう慨されると有害な物質の侵入が容易になり、湿疹はますます悪化してしまいます。いったん湿疹や皮膚炎が起きると、豊富に分布する神経が強い症状を伝達します。

中医皮膚病では、例えば皮膚の症状から見て、赤い・腫れ・熱感・乾燥・痒い・ジュクジュク・ヒリヒリ痛い・皮むけなどの「病邪(熱邪や湿邪)」がある場合は「通」という方法で「熱邪」や「湿邪」を排出して肌の症状をしずめます。

その場合、「清熱涼血(せいねつりょうけつ)」をはじめ、「清熱解毒(せいねつげどく)」「清熱利湿(せいねつりしつ)」などで対応します。

症状が治まったら、皮膚の弱ったバリア機能や内臓機能を高めるために、「補」という方法で特に肝・腎・脾(胃腸)の機能を強化し、気(エネルギー)、血(血液)、津液(水分)の不足を補い、正常な状態を取り戻します。

この状態を長く保つことが再発防止の決め手とも言えます。

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