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食べ過ぎには「晶三仙」

こんにちは。

ウチの薬局の営業は今年は30日まで、終わって湯田温泉にある「くら本」へ食事に行きました…。湯田の街は人通りが多いようで、あちこちで忘年会が行われているようでした。

ボクも忘年会はこれで4回目くらい…。この前も薬剤師会の生涯教育部会の忘年会を「ぶっちぎり道場」で行いました。

やはり年末年始になると、食べたり飲んだりが多くなってきます。

中医学の古典には「飲食自倍、腸胃乃傷」という言い方があるようで、食べ過ぎは胃腸を傷つけるものとして戒められています。

食後に臭いゲップが出たり、胃のむかつき、上腹部の膨満感などがある状態を「傷食(しょうしょく)」、前日に食べたものが十分消化されず、翌日になっても胃にもたれ、食欲のない状態を「宿食(しゅくしょく)」、「宿食」が長く続く状態を「食積(しょくせき)」などと呼んでいます。

いずれも食べ過ぎからくる脾胃(消化器系)の運化(消化と吸収)機能の異常によって引き起こされたもの…。

「宿食」や「食積」の改善には、消導薬(消化を促進する薬)の山楂子、麦芽、神曲、鶏内金(鶏の胃袋)などの生薬が用いられます。

山楂子、麦芽、神曲をそれぞれ炒って合わせたものは「焦三仙」と呼ばれ、これにハチミツと砂糖を加え練り合わせたものが「大山楂丸(だいさんざがん)」という名で中国の人々に親しまれています。

酸味のある山楂子には「脂肪分の消化を助け、食欲を増進する働きがあり、また堅い肉を煮込む際、柔らかくするときにも山楂子が使われます。神曲は小麦粉、ふすま、小豆末などを混ぜ合わせて発酵させたもので、麦芽とともに米や麺、パンなどデンプン類の消化を助けると言われています。

「焦三仙」は、このようなどんな食べ物の消化にも使用できるため、色んな漢方処方に組み込まれる場合があります。「焦三仙」は、日本ではエキスタイプの「晶三仙」として販売されています。

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