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未病先防「瘀血(おけつ)」の重要性

こんにちは。

中医学の分野では「未病先防」という考えがあります。

「未病」というのは、病気が発症する前の半健康状態のことを指すのですが、中医学では血液の流れが悪くなって血栓ができやすい状態を「瘀血(おけつ)」と言います。

「瘀血」の3大サインは「痛み・しこり・黒ずみ」ですが、肩こりや生理痛などの「痛み」、足の静脈瘤や子宮筋腫などの「しこり」、目の下のクマやくすみなどの「黒ずみ」というのが実際の症状になると思います。

また、舌が紫色を帯びている、舌裏の血管が黒紫色に膨らんでいるのも瘀血の危険信号です。ほうっておくと、瘀血は高血圧や脳梗塞などの循環器疾患を中心に、さまざまな病気の引き金となります。

食べ過ぎ、運動不足、ストレス、アルコール飲酒、喫煙の増加により、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞など血管の病気による様々な生活習慣病が急増していて、その中で注目されているのが「冠元顆粒」です。漢方といえば古いのが一般的ですが、「冠元顆粒」は新しい漢方薬です。

中国では60年代~70年代に狭心症が多発し、毛沢東もかなり重症の心臓病であったため、建国の功労者たちの健康状態を心配した周恩来首相の指示で、脳・心疾患の特効薬の開発に取り組んだ結果、「丹参(たんじん)」を主薬とした漢方薬が開発されました。その中で一番効果を示したのが、「冠心Ⅱ号方(かんしん2ごうほう)」だったわけです。

血管拡張作用や血圧降下作用がある生薬を数種類配合したものですが、漢方医が臨床的に「良いものです」と言っただけでは普遍化できないため、西洋医学的な検証も行われました。漢方薬の良さを科学的に証明することが国家プロジェクトで行われ、ありとあらゆる研究がされました。本格的な中西医結合(中医学と西洋医学の良いところを組み合わせる)の初の試みだと言われています。

1970代の後半に、有効性を証明した多くの論文が出てきて、その情報が日本に伝わり、多くの医療機関で試されました。

文化大革命の時代に完成した「冠心Ⅱ号方」をもとに、一般向けに改良を重ねて生まれたのが「冠元顆粒」です。

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「人は血管とともに老いる」と言われています。「瘀血は万病のもと!」…瘀血を作らず、血液を生き生きと流れるように保つことは、老化予防にもつながります。

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