こんにちは。

忘れ物やうっかりミスは誰にでもあること…。しかし、これがあまりにも頻繁に起こると、笑いごとでは済まなくなってきます。

例えば、

①電話番号や他人の名前をよく忘れる
②最近の出来事をよく覚えられない、或いは具体的な状況を覚えていない
③数日前に言われたことや聞かれたことを忘れる
④昔よくできたことでも今はうまくできない
⑤日常生活や環境の変化に適応する能力が弱くなった
⑥配偶者の誕生日、結婚記念日など大切なことを忘れる
⑦同じ人に対し、何回も同じことを言う
⑧自分がしたことをすぐ忘れる
⑨約束を守れない、忘れてしまう
⑩口を開けた瞬間に言いたいことを忘れる
⑫言いたいことがあるのに、どう表現したらいいか分からない
⑬薬を飲む時間を忘れる
⑭買い物のとき、いつも買い忘れることがある
⑮ガスコンロや電気を消し忘れて、料理を焦がしてしまう
⑯大事なこと(鍵をかける、電気を消すなど)をやったかどうかよく覚えていない
⑰持ち物をいつも忘れる
⑱自分が置いたものを探せない
⑲もともと知っている道に迷う
⑳大切なものをどこにしまったか分からなくなる。

物忘れに加え、「言いたいことが上手く話せない」「頭がボーッとする」「集中力が続かない」…こうした状態を総じて「健忘」と言います。

実は「健忘」は高齢者だけの悩みではなく、若年層にも起こると言われています。

その主な原因としてあげられるのが「頭の使い過ぎ」。脳の酷使は、精神活動や血の循環を司る「心」の働きを低下させ、脳への血の巡りを悪くする…と中医学では考えます。脳に血が巡らず、記憶や思考、集中力などの能力がダウン、さらに精神不安や不眠も招くことに…。

そんな「健忘」に対する中成薬(中国漢方)には、「遠志」など脳の疲れを和らげ、精神を安定させる10の生薬からなる「心脾顆粒(しんぴかりゅう)」があります。

最近では「遠志(おんじ)」という生薬に「記憶障害改善作用」が報告されていて、驚きやすい、動悸、不安、不眠それに意識混迷などの状況を改善し「遠く(これから先長く)志を持ち続けることが出来る…」ということから、精神神経系の漢方処方に使われています。

物忘れが多くなった、記憶力が落ちる…という心配のある方、お試しになられてみてはいかがですか。