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中医皮膚病ディスカッション

こんにちは。

先日、「中医皮膚病IP通信講座 2018年スクリーニング&グループミーティング」に参加して来ました。

1日目はスクーリングで、2日目はグループミーティング。グループミーティングは「山茶花」クラスの先生だけが参加できるものです。

中医皮膚病IP講座の「山茶花」グループミーティングでの「中医皮膚病ディスカッション」は、「皮膚病の再発問題をどう考えるべきか」「皮膚病の急性発疹と慢性発疹の判断ポイント」「皮膚病における補剤の応用原則について」「弁証の見直しと処方を変更するタイミング」「活血化瘀薬のそれぞれの特徴」「ストレスと皮膚病の関連性および弁証傾向性」「慢性皮膚病に関連する臓腑変化の特徴」について中医講師の楊達先生からの質問に答える参加型の講義でした。

「ディスカッション&皮膚画像の弁証論治」では、皮膚の状態を見ながら「紅斑(赤み)」なのか「滲出・びらん(ジュクジュク)」なのか、「丘疹(ブツブツ)」なのか「結節(ゴリゴリ)」なのか、「鱗屑(カサカサ)」なのか「苔癬化(ゴワゴワ)」なのか、皮膚画像から皮膚を読み、そして弁証する…というやや実践的な内容のものもありました。

「急則治標、緩則治本」の治療方針に則り、急性症状があるときは、まず急性症状を収束させることに専念し、亜急性期に入ってから徐々に本治(補剤)を加えていく…という対応になります。皮膚症状により「熱」の強さを判断し、重症度を判断して対応することになりますが、ステロイド外用剤を使っている場合は皮膚症状が軽く見えることがあるので、しっかりと見極める必要があります。

最後に、服用量と効果を示す「量効関係」についてのお話がありました。治療段階では「量」に相関し、養生段階では「期間」と相関するとのこと。症状が酷い段階では標治(清熱剤)を多く服用することが有効なのに対し、再発を抑える段階であれば少量でも長期に服用することが有効である…というものです。

つまり、「最初は多めに中成薬(中国漢方)が必要だけど、最後の方は少量でいいですよ」ということです。ずっと同じものを終始続ける…というわけではないですが、症状が終息し始めた段階に合わせて標治(清熱剤)を減薬しても、その後の改善スピードには大きく影響はないのだな…と感じました。

「急性炎症段階」➡「慢性炎症段階」➡「肌の養生・生肌」と三段階で考えていくこと、正しく皮膚を読み、「内服治療」「外用治療と弁証スキンケア」「養生」の三本柱でしっかりと対応することが大切であることを改めて認識させていただきました。

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