こんにちは。

4月20日(金)~6月17日(日)まで山口県立美術館で開催されている「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる!山口の巻」に行って来ました。

前回の「デンマーク・デザイン展 ヒュゲのかたち」が開催されていたときに平成30年度の「メンバーズクラブ」のカードを購入していたので、そのカードの1回目を今回利用しました。

最近、山口県立美術館の特別展示はジャンルが多岐にわたるため、本当に面白いです。

今回は、凄まじい原稿量、圧倒的な画力、比類なき物語で、現役漫画家の最高峰である「浦沢直樹先生」の作品展…ということで、また新しい切り口の特別展示です。

「YAWARA!」「パイナップルARMY」「MASTERキートン」「Happy!」「MONSTER」「20世紀少年」「PLUTO」「BILLY BAT」など、これまでに発表された作品すべてが「代表作」と言っても過言ではない「浦沢作品」。タイトルごとに、直筆原稿のが壁一面に飾ってあり、直筆原稿のマンガを読む…という贅沢な体験をしました。中でも、「MONSTER」は第18巻(最終巻)1巻分が…。

実際の1ページはA4サイズに書かれていて、マンガで読むよりも大きいわけですが、その分筆遣いがよく分かります。A4サイズで見ても相当細かく丁寧で、凄いの一言です。

所々、写真OKのスポットがあり、皆さん写真を撮っていらっしゃいました。

今回の展示の中には、ストーリーの構想メモ、ネーム、秘蔵のイラストやスケッチに加え、少年時代のマンガノートも展示してありました。実際、その中の作品の複製が読めるようになっていて、「浦沢作品」の原点に触れるようで興奮するとともに、「ボクも子どもの頃、同じことをしていたな…」と懐かしさも感じました。

ただ、大人になるにつれて「マンガを読む」という習慣が薄れてしまい、高校生以降、マンガは遠い存在になっていました。今回、「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる!山口の巻」に行き、忘れかけていたマンガの楽しさを思い出したような気がします。