• 中医学、ネコ、日常をつづるブログ

肌質が柔らかくなっているか

こんにちは。

アトピー性皮膚炎の人の皮膚の特徴として、「ドライスキン」であること、表皮の「バリア機能の低下」から、刺激に反応しやすいことがあげられます。

アトピー性皮膚炎の人の皮膚表面の脂肪量を測ってみると、正常の人よりはるかに少なかったそうで、体質的に皮脂膜をつくる力が足りないことが原因とみられます。

皮脂膜の不足と皮膚内の水分保持能力の低下により、アレルゲンや微生物が容易に侵入し、さらには「過敏な体質」と併せてアレルギー反応を起こします。

つまり、アトピー性皮膚炎改善には、皮膚の炎症を抑えることは重要ですが、その先の「バリア機能の回復」が最も重要であると考えます。

アトピー性皮膚炎の皮膚の炎症を抑えることはそれほど難しいことではありません。皮膚の赤みの原因は「熱(ねつ)」…急性期は皮膚表面と体内の熱をまず取り除く漢方薬で対応していきます。

問題となるのは炎症がある程度炎症が抑えられて、肌の症状が一時的に落ち着いた後のことです。

再発を抑えながら、ザラザラになってしまったドライスキンをスベスベな正常な肌に戻す…ということです。肌の弱い状態を改善しない限り、再発しないという保証にはならないからです。

ボクが気を付けているのは「肌質が柔らかくなっているか」。お肌が改善する過程で、ザラザラしていた肌質が、水を含んで柔らかくなった印象を受けます。

皮膚病治療の三本柱は、「内服治療」「外用治療と弁証スキンケア」「養生」ですが、アトピー性皮膚炎の人は皮脂膜の不足により、体を保護できないことが発症の大きな原因の1つであるため、潤いを与え、人工的に皮脂膜をつくるスキンケアが欠かせません。

皮脂膜は、皮脂と汗が混じり合った天然のクリームであり、皮膚から水分の蒸散を防ぎ、皮膚を乾燥や刺激から守ってくれています。夏は気温が上がり、発汗量が増え、脂の分泌も旺盛になるため、重たいスキンケアは逆にベタベタし過ぎて不快に感じることがあるようです。ただ、水分を補ってあげることは必要であり、そのあたり、季節変化に応じたスキンケアが重要です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。