こんにちは。

「ステップアッププロジェクト」への参加ため東京に行って来ました。

早めに行って、東京を回ってみることにしたのですが、最近では東京に行くと、知らないところを歩くようにしています。

時間がないときにはできませんが、時間に余裕があるときは、そうしています。

そのために、ホテルを「会場近くの駅」や「アクセスのいい駅」周辺に限定せず、あえてボクにとって馴染みの薄い駅周辺を予約します。東京は交通の便がいいので特段不便さは感じません…。

これまでも「半蔵門駅」「門前仲町駅」「浜松町駅」と適当に決め、その周辺を散策しましたが、今回は「両国駅」にホテルを予約しました。今回もノープランです。

「両国」は相撲のイメージしかボクの中にはありませんが、どんな発見があるか楽しみです。まず着いて早々、「東京スカイツリー」が近いことが分かりました。

いつもは歩いて周辺を散策したり、2~3駅くらいを移動するのですが、たまたま駅前に「サイクルステーション🚲」があり、自転車を借りて広く回ってみることにしました。東京を自転車で回る…ボクにとっては刺激的です。クロスバイクとロードバイクがありましたが、長距離でも快適に走れるようロードバイクを選択しました。

まず最初に見つけたのが、忠臣蔵の舞台となった「吉良邸跡」。ここは大通りから100m入った裏通りにあります。

そんな「吉良邸跡」の近くには「両国公園」があり、その一角には「勝海舟生誕地」を示す石碑が。

そして「回向院(えこういん)」というお寺。

振袖火事(ふりそでかじ)と呼ばれる明暦の大火(1657年)の焼死者10万8千人を幕命(当時の将軍は徳川家綱)によって葬った万人塚が始まりで、のちに安政大地震をはじめ、水死者や焼死者・刑死者など横死者の無縁仏も埋葬するお寺だそうです。

あらゆる宗派だけでなく人、動物すべての生あるものを供養するという理念から、さまざまな動物の慰霊碑、供養碑、ペットのお墓も多数ります。

中には「鼠小僧次郎吉」などの有名人のお墓も。

新たな発見がありましたが、やはり「両国」と言えば「相撲」、「相撲」と言えば「ちゃんこ」。

なので、昼食は「相撲茶屋 寺尾」さんで「ちゃんこ」をいただきました。山口でも「ちゃんこ」を食べたことがありますが、本場で食べる「ちゃんこ」はちょっと違う気がします。しょうゆ、みそ、カレー、しおと選べましたが、王道のしょうゆを注文。間違いなく美味しいのですが、ちょっと冒険してカレーにしても良かったかな…とも思いました。

「両国」を少し回ったあと、駅から見えていた「東京スカイツリー」に行ってみることに…。タワーを目視で確認しながら目指しますが、自転車だとあっという間の到着です。

走っていると所々で道路脇に自転車のマークを見掛けます。山口でも最近よく見掛けますが、公認された自転車道だということでしょう。東京の道路は走りやすかったです。

「東京スカイツリー」からは、行き当たりばったりで「浅草」「浅草橋」「飯田橋」と移動したのですが、途中で「靖国神社」の案内板を見付けたので、最終目的地を「靖国神社」に決めました。

8月15日に73回目の「終戦の日」迎えたばかりで、多くの方が参拝に訪れていらっしゃいました。ちゃんと参拝する格好ではなかったけれど、駐輪スペースに自転車を置き、ボクも参拝させていただきました。

ついでにボクが見たかった「大村益次郎」の銅像。「靖国神社」は戦前、陸軍省の管轄にあり、当時、陸軍のボスである「山形有朋」は大村を顕彰し、1893年、日本最初の西洋式銅像として「靖国神社」にの銅像を立てたそうです。

「靖国神社」で参拝した後、皇居を回って「両国」を目指します。ただ、地の利がなく、当てずっぽうで走っているせいか、なかなかたどり着けません。

とりあえず、墨田川の方に向かい、「東京スカイツリー」との位置感覚から「両国」の当たりを付けて走りました。それで何とかなり、無事戻ることができました。最後は「Google Maps」に頼ろうと思いましたが、その必要はなかったわけです。

とにかく、東京を自転車で回ることができて大満足です。

でも今回、「両国」だったから、こんなことができたようです。

東日本旅客鉄道(JR東日本)千葉支社が、自転車ファンに特化した特別列車「B.B.BASE」の関連サービスを拡充、JR両国駅に自転車ファン向け拠点「B.B.BASE バイシクルステーション」を2018年4月1日に開設したんだとか。

週末の両国駅を出発駅とし、内房線(館山、和田浦行き)、外房線(勝浦行き)、成田線(佐原行き)、総武本線(銚子行き)を使う4方面へ週ごとに切り替えながら運行しているようです。

本来は、ココで借りて、特別列車「B.B.BASE」に積んで、房総半島を自転車で走るのでしょうが、知らないボクはその自転車で東京観光を…。

こんなサービスがあるのであれば、毎回「両国」でいいかな…と思いました。