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不妊症と補腎薬の活用方法…山口中医薬研究会

こんにちは。

この日曜日、「小郡ふれあいセンター」にて山口中医薬研究会の勉強会がありました。

今回の講師は劉伶(りゅうれい)先生で、テーマは「不妊症と補腎薬の活用方法」でした。

ここでは不妊相談に焦点を絞ってのお話だったのですが、子宝相談を専門に受けているウチの母はほとんど理解できているのでしょうが、出てくる専門用語にボクはなかなかついていくことができません…。特にこの分野では、現代医学の知識というのが必要となるからです。

例えば、補腎・養血・活血の臨床研究では、中成薬(中国漢方)を利用すると、

・FSHを降下する
・E2レベルを上げる
・AMH(卵巣予備能)を高める
・INH-Bのレベルを上げる
・胞状卵胞の数を増やす
・子宮血流と子宮内膜症血流容積の改善
・受精卵と内膜症受容性を高め、妊娠維持と流産防止させる

という成果が得られたのだとか…。

補腎薬にも冷やすタイプ、温めるタイプ、植物油来、動物由来など様々あるので、「生理期」「卵胞期」「排卵期」「高温期」とその方のタイプを考えながら、他の中成薬(中国漢方)も併せていくわけです。

「生理期」である「生理周期D1~7日」は、行気活血+補気・疏肝・去湿・止血で「瀉陰のため」。

「卵胞期」は、滋養肝腎+活血・疏肝・利湿・清熱で卵・子宮・内膜を充実させる「陰長のため」。卵胞期初期(D10日まで)は補腎陰、卵胞期中期(D10~13日まで)は補腎陰70%+補腎陽30%、卵胞期後期(D13~16日まで)は補腎陰50%+補腎陽50%と、細かい対応が必要だそうです。

「排卵期」は、活血補腎促排卵+補気で、スムーズに排卵する「重陰転陽のため」。

「高温期」は、補血温陽+補気・活血・疏肝・安神・補腎で「陽長のため」。

それぞれの周期の特徴を理解し、それを細かくサポートしていくことになるわけです。

また、「次周期採卵の高温期」に向けて、「移植周期の高温期」の中成薬(中国漢方)の対応や使用するタイミングを、先生の経験とともにお話しいただきました。

専門性が高く、情報量が多すぎたので、しっかり復習して、理解を深めたいと思います。

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