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秋はカゼとアレルギー症状が出やすい…と言われています。

その原因として、秋は「冷たい風」と「空気の乾燥」により、カゼや喘息の症状、お肌の乾燥などの症状が出やすくなります。また、ブタクサやイラクサといった秋の植物が原因のアレルギー(花粉症)を起こしやすくなる…というのもあります。

中医学では、秋は「肺」が弱りやすいと言われています。

「肺」は生体の「気」をコントロールしていて、この機能が弱ると、疲れやすく、汗が出やすく、カゼを引きやすくなります。そして、「肺」の弱りで起きやすい症状には、咳、喘息、胸の痛み、カゼを引きやすい、浮腫み、便秘などがあります。

「肺」は乾燥を嫌うので、秋には乾燥を防ぎ、潤してくれる食材を取り入れ、疲れをためないように気を付けましょう。

疲れやダルさで体が弱ると、体調を崩しやすくなりますが、その3つが大きな原因は「寒暖の差」「気候の変化」「食生活」。

胃の中の温度が下がると消化力が低下するので「冷たい食事、飲み物を控える」、胃液が多く分泌されると逆流したり腸に入ると胃の働きが悪くなるので「食べ過ぎに気を付ける」…胃腸に負担をかけないことも大事な養生です。

一方で、摂り入れたいおススメも…。ナシ🍐、ゴボウ、レンコン、銀杏、百合根などの「潤す食材」です。

これら「潤す食材」は、咳や肌の乾燥を防ぐ効果があります。

そして、秋のカゼ予防には、少しの「辛味」のある食材も…。ショウガ、大根、シソ、ネギなどです。

気候が涼しくなる秋は、高温多湿の夏の疲れが出るやすく、体力や免疫力が低下しているケースが多いので、秋はカゼを引きやすい季節…しっかりと予防することが大切です。