こんにちは。

ずっと「行こう、行こう」と思っていた「山口県立萩美術館・浦上記念館」で開催されている「フランス宮廷の磁器セーヴル 創造の300年」。気が付けば、9月24日(月・振休)で終わってしまう…ということに。

それと、先週、自転車仲間と「下関-門司」間を走りましたが、ボクの中では目一杯ではなかったので、1回はヘロヘロになるまで走りたい…というのがありました。

なかなか時間がとれなかったのですが、何とか行ける目途が立ち、その両方を叶えるべく、自転車で「山口県立萩美術館・浦上記念館」に行くことにしました。

2年前にも萩まで行ったことがありましたが、前回とは違う「萩往還」を通るルートで行くことにしました。前回よりも短い片道43kmではありますが、最初の8kmはずっと上り、しかも途中から心が折れそうなくらいの傾斜角度になっています。

車で萩に行くときは必ず通るルートなので、自転車に乗っていると想像しながら走りますが、足を着かずに上りきるのはまず無理だろう…といつも思うし、他の坂を上るときも比較してしまう、でもいつかはチャレンジしてみたいとずっと思っていました。

7時半にスタート、最初のうちは軽快に上っていましたが、ボクが難関と思う場所に辿り着くと、想像通りのキツさでした。涼しい朝の8時台…ひとり汗だくになりながら、前へ前へと漕ぎ進めていきます。

道を知っている分、まだまだ先が長いことがわかる分、早くに気持ちが折れました。乗ったり押したりを繰り返し、出発から1時間、ようやく一番高いところに到達しました。ここは標高511m、むかし「21世紀の森」があった場所です。

この先からはしばらく下りが続くため、快調に進んではいきましたが、今度は汗が急激に冷やされるため、肌寒く感じました。

「21世紀の森」を出て1時間半後、無事、萩に到着しました。ここ「菊が浜」へは10時15分頃に到着、前回と比べて随分早く着きました。

ここでも「婦宝当帰膠」の写真を。

そして、目的の1つでもある「山口県立萩美術館・浦上記念館」に。サイクルウェア…という浮いた格好でしたが、気にせずゆっくり鑑賞してきました。

その後、萩市役所の横の「萩元気食堂」で、地元で採れた野菜を使った野菜料理の野菜バイキングをいただきました。

何だかんだで1時を過ぎ、今度は帰路につきます。帰りのルートを迷いましたが、来た道を戻ることにしました。

しばらく続く緩やかな上り…。それでも前半の疲労の蓄積で、かなりキツく感じました。

車で移動していると、気が付かないことがあります。途中「古戦場」という名前のバス停を発見。昔、こんな山奥で何かあったんでしょうね。

緩やかな上りでも、後半の体力ではかなりキツいものがあります。道の駅「あさひ」でゆっくり休憩をとることにしました。ここまで来たらあと少し…自分に言い聞かせます。

そしてまた漕ぎ続けます。

ここは反対側からの上りの最終地点手前…もう足が動きません。少し広い場所があったので、また一休み。

そしてまた漕ぎ続けます。

そして、最高地点を過ぎると、苦労して上ってきた道を今度はジェットコースターのような勢いで下っていきます。

「一の坂ダム」まで下ってくると、山口の街が一望できます。これを見ると、本当に山に囲まれているのがよく分かります。一応、見えている場所は山口の中心地です…。

本当に今回の「山口-萩」の往復は、体力的にヘロヘロになりましたが、気持ちはスッキリです。

道中落ちていた「栗」がお土産になりました。