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しゃっくりの漢方薬「柿蒂湯」

こんにちは。

急いで食事を摂ったり、急な心の動揺で起きたり、突然しゃっくりが起こり、止まらなくなることがあります。

柿のヘタは「柿蔕(してい)」という名前の生薬で、これを煎じた「柿のヘタ茶」は民間療法の「しゃっくりの特効薬」として利用されることがあります。

この「柿蒂」に「丁子(ちょうじ)」「生姜(しょうきょう)」を加えた「柿蒂湯(していとう)」が、本来漢方の本に載っている処方で、しゃっくりのファーストチョイスとして使用されます。

「丁子」は「クローブ」という名前で、普通にスパイス売り場で見掛けますし、「生姜」はそのまま「ショウガ」です。

漢方の中では3味からなる簡単な処方で、薬味が少ないので効果はシャープ、「柿蔕」単独で使う民間療法よりも効果は確実だそうです。

主薬の「柿蔕」は気のめぐりを整え、横隔膜の痙攣を改善。「丁子」は「柿蔕」の働きを助け、さらにお腹の冷えを温めて、しゃっくりの原因を取り除きます。また「生姜」も「丁子」と一緒になってお腹を温めます。

しゃっくり以外に胸がつかえる、食欲不振、お腹が冷えるなどの症状を伴っているのがポイントです。

柿蒂湯

(材料)柿のヘタ5~6個、少量の丁子、3~5片の生姜、水300ml

1.鍋に柿のヘタの乾燥したもの(柿蔕)、丁子、生姜と水を入れ、弱火で30分煮る。
2.煎じたら、すぐにカスを取り除く。出来上がった液が1日分。これを1日3~4回に分けて、しゃっくりが止まるまで服用する。

「柿蒂湯」は胃の寒証や虚証に適していますが、熱証や実証の場合は黄連解毒湯や半夏瀉心湯などの漢方薬と合方して用いるとのこと。

「柿蒂湯」はそのまま販売されていたりもしますが、生薬がスーパーで揃うので、手作りしても面白いかもしれません。

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