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気=エネルギー=ATP

こんにちは。

ワタナベオイスターの勉強会が博多であり、出席してきました。

今回は「疲れが取れて、元気の出る話」「脳疲労とその対策」というテーマでした。その中で、ボクが面白いと感じたポイントをまとめました。

気 = エネルギー = ATP

元気はどのようにして出るか。体温は何によって保たれているか。…中医学では「気」がこれらを担っていると考えます。それでは「気とは何か?」と問われると、「気とはエネルギー」と答えるのが一般的なのかもしれませんが、最近では「気とはATP」という風な言われ方もします。

ATPとは?

それではATPとは何か?

ATPは「アデノシン3リン酸(adenosine triphosphate)」の略で、ボクたちにとって車のガソリンのような存在。ブドウ糖(原油)から細胞の中で精製されつくられ、これがエネルギー、活力、体温になるわけです。

ATPの原料はブドウ糖、つまりはデンプン…ご飯(米)です。「氣」という字には「米」が入っていることを考えると「米は元気の源」、昔の人は知っていたのかもしれません。

ブドウ糖からATPが作られるメカニズム

そんなATP、体の中でどのように作り出されているのか…。学校で習ったことがあると思いますが、「解糖系」「クエン酸回路(TCAサイクル)」の流れによって作り出されます。

ブドウ糖1個から、「解糖系」と「TCAサイクル」で産生されるATPの合計は38。「解糖系で14」「TCAサイクルで24」のATPが産生されていることから、特にミトコンドリア内(TCAサイクル)で産生されるATPが大きなウェイトを占めています。

疲れとは、元気が出ないとは

それでは「疲れる」「元気がない」とはどういうことか。

それは「ATPの産生量が少ないこと」になります。

この飽食時代において、原料の「ブドウ糖が足りない…」ということは考えられません。ただし、受け皿(胃腸)の問題があると思います。

この講演では、ATPが産生量が減る原因として、ATPを産生に必要な酵素の不足が問題で、その原因が「過剰な活性酸素」にあるという内容でした。

酵素は「タンパク」でできています。「過剰な活性酸素」が「タンパク」「脂質」を酸化させることで、ATPを産生する酵素を傷つけてしまう。結果、ATPの産生が低下し「疲れる」「元気がない」という現象が。

つまり、疲労の正体は「過剰な活性酸素」とうのが今回の結論です。

今まであった「乳酸=疲労物質」という考え

長い間、疲労の原因とされていた「乳酸」。最近の論文で「乳酸はブドウ糖より優れたエネルギー源」であることが発表されています。

『これまで乳酸ができるのは、酵素がないからと考えられ、乳酸ができるのは無酸素状態の反映とされてきた。しかし短距離走であっても体内が無酸素状態になることはあり得ない。そうではなく、糖の分解が大きく高まると、酵素があってミトコンドリアの反応は進んでいても、糖からの流れが多くてあふれた分が乳酸になる。つまり乳酸ができるのは糖の分解が高まったからであって、酵素がないからではない。一方乳酸は糖を途中まで分解してあるので、非常に使いやすいエネルギー源であり、老廃物ではない。乳酸ほど使いやすいエネルギー源はないと言える。』

『強度の高い運動では乳酸が多くできて、疲労する状況と乳酸蓄積とが表面上一致することになる。すなわち乳酸は疲労の「原因」ではなく「結果」である。』

実際、マラソンの終盤は運動時の疲労の極致といってよい状況ですが、このときには乳酸は蓄積していなかったり、サッカーの試合の後半になるほど糖が減って、乳酸が減ってくる中でより疲れていく…ということが分かってきています。

ガソリンで例えるなら「ブドウ糖=レギュラー」「乳酸=ハイオク」ということです。

過剰な活性酸素を処理するには

話はそれましたが、今回の講演の中では、疲労の原因が「過剰な活性酸素」という内容。疲労の原因はいくつかあると思いますが、確かに「過剰な活性酸素」は大きな要因の1つであることは間違いないと思います。

「過剰な活性酸素」を消去するためには、2つの方法があります。1つは「活性酸素を消す酵素の働きを高める方法」、そして「抗酸化物質を体に取り入れる方法」です。ワタナベオイスターには、その両方の働きを高めてくれる力があることが確認されています。

確かにワタナベオイスターをのんでくださると、「疲れにくくなった」「カゼを引きにくくなった」「翌朝スッキリ目が覚める」などおっしゃられる方がいらっしゃいます。これは「過剰な活性酸素」が消去され、ATPが産生されている証拠なのかな…と感じます。

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