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「経絡」のスタート地点は手の指先に

こんにちは。

古くから中医学では、人間の体には五臓六腑、12のエネルギーの道…「経絡」があると考えています。そのうち、半分の6本の「経絡」のスタート地点は手の指先にあります。

また、ツボの1つ1つを駅だとすると、経絡は駅を縦横に結ぶ線路のようなもの…。従って、ツボを刺激することにより、全身の色々な場所に効果を及ぼすことが可能となります。

◎親指(肺経)…肺や気管支など呼吸系に関係
<のどの痛みや咳を抑える、思考力(集中力)強化>

◎人差し指(大腸経)…主に大腸の働きに関係
<胃腸の不調の改善(便秘や下痢など)、イライラを解消>

◎中指(小包経)…心臓及び循環器の働きをコントロール(精神、神経のコントロール)
<疲労回復、不眠の改善、血圧の調整、神経の疲れを癒す、イライラを解消>

◎薬指(三焦経)…肝、心、胃、肺、腎のコントロール(リンパ系、ホルモンの働きと関連)
<肩・腕の痛みを軽減、疲れ目、利尿効果、冷え性の改善>

◎小指(心経)…心臓及び血液循環に関連
(小腸経)…小腸の働きをコントロール
<胸の痛みや動悸を鎮める、神経のイライラを癒す、腰痛防止、イライラを解消、血圧の調整>

手の指を動かす運動を繰り返しただけで、脳の「手の運動野」の血液量は30%増えると言われています。

手のツボなら電車の中でも、会議中でも、待ち合わせの際でもどこでもOK。また、家庭ではテレビを見ながら、音楽を聴きながら、就寝前いつでも可能。

※ただし、入浴直前・直後、入浴中、運動の後、飲食の後、高熱があるときは避けてください。

ツボの1つ1つは小さな点…。正確な位置は人によって微妙に違い、その位置を探り当てるのは、長年の経験を積んだ専門家でないと、なかなか難しいものだとか。体の他の場所のツボに比べ、手や指は表面積が小さいので、満遍なく刺激することにより、ボクたちでもツボの位置を気にすることなく刺激することができます。

また、ツボは左右対称で手のツボも左右対称…両手を満遍なく刺激するといいようです。その上で、より痛みを感じるようなら、重点的に刺激するといいそうです。

また、哲学者のカントの「手は第二の脳である!」という言葉が示す通り、指先を刺激することにより脳の働きも活発に…。経絡を通じて脳にも刺激が与えられ、脳内の血液の量も増加し血流が良くなり、脳細胞のすみずみまで酸素や栄養が行き渡ることにより脳が活性化されるのです。脳の活性化は、年齢に関わらずとても大切なこと。「指先の刺激」は、まさしく自らの手でできる脳と体、そして心の健康への第一歩かもしれません。

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