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人は血管とともに老いる

こんにちは。

体内にある38兆個と言われる膨大な数の細胞に、絶えず酸素と栄養素を送るという大切な任務をもつ血管。

現在、日本の死因のトップはガンでも、2位の心臓病、3位の脳卒中に動脈硬化は大変関わりが深い病気。血管の障害が、死因の2/3の割合を占めているのだとか。

反対に、もしもガンのような病気になったりせず、血管が丈夫ならば、ボクたちは皆、現在の80歳前後の寿命をグーンと伸ばして100歳くらいまで生きられるのだそうです。血管は一番人間の寿命と一致する器官なのだとか。

その人の実年齢は、血管が若いかどうか。「血管が老いる」ということは「人が老いる」と同じ意味…ということになります。

人体の全血管を1本につないだ長さは約10万km。地球2周半に相当する長距離を酸素と栄養素を運んだり、二酸化炭素や老廃物を回収しながら血液は一生走り続けます。ボクたちの体内にある血液量は、大体体重の1/13だと言われています。体重60㎏の人で4.6Lの血液量です。

人間は、40歳を過ぎたころから過酸化脂質と呼ばれる血管のサビが細い血管に急激に増えると言われています。「毛細血管」の細さは5~8㎛(1/1000mm)で、赤血球が1個通れるか通れないか…という細さです。この細い血管を血液はすごいスピードで流れているわけなので、血管も丈夫でなければ勤まりません。

体内の脂肪が酸化して変質してできる過酸化脂質は細胞だけでなく血管にも障害を与えることになるわけです。

しかも血管の約99%が「毛細血管」。老化に伴い「毛細毛管」をつくっている細胞(内皮細胞)の結びつきが緩くなるそうで、傷ついたり、老化した「毛細血管」からは血液が漏れ出し、その先まで酸素や栄養を送り届けることができなくなり、漏れ出した血液の影響で炎症が起こったりして、更なるゴースト血管を生み出していくのだとか…。血管がゴースト化すると、体の細胞に酸素と栄養が行き渡らなくなります。

「毛細血管」の消失や縮小は、脳や臓器でも起こっています。特に脳には体全体の1/5の血液が集まっている場所、当然「毛細血管」も多く存在しているので、脳の毛細毛管がゴースト化してしまうと、脳細胞も破壊されやすくなり、認知症のリスクが増大してしまうと言われています。

全ての血管に共通しているのは血管の内側に隙間なく並んでいる「血管内皮細胞」。歩道に敷き詰められたタイルのようにギッシリと敷き詰められた「血管内皮細胞」からは、血管をプリンプリンの形状に保つためのガス(一酸化窒素)や、血液がサラサラに流れやすくするための物質(プロスタサイクリン)が産生されます。血管を健康に保つためには、良い血流によって「血管内皮細胞」が心地よく刺激されることが必要です。つまり、しなやかな血管づくりには「良い血流」を維持していくことが重要です。

「人は血管とともに老いる」という有名な言葉にもあるように、血液がたっぷりと流れることが理想。

適度な運動、バランスのいい食事などの日々の養生が大切ですが、中成薬・自然薬は健康で長生きをサポートできるものだと思います。

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