こんにちは。

トランス脂肪酸。

マーガリンなどの主原料である植物性油脂を常温でも固形にするため、製造工程で水素を添加していますが、その水素を添加する際に発生するのがトランス脂肪酸。細胞の中に入り込み細胞を傷つけることで、アレルギーやアトピーの誘発、免疫機能の低下、心臓疾患の原因になると言われています。

ショートニング。

こちらは精製した動植物油脂を主原料とし、これに10~20%の窒素ガスや空気などを、また種類によっては乳化剤を含ませたもの。バターの代用として多く使われ、サクサクの焼き上がりになります。トランス脂肪酸の心配もあります。

つまり、トランス脂肪酸は業務用マーガリンやショートニングにも含まれています。菓子パンやケーキ、クッキー、ドーナツ、フライドポテトやフライドチキンなどの食品には沢山含まれているそうです。気を付けないと、最大摂取量2gをすぐにオーバーしてしまうことに…。

家庭用のマーガリンには平均15%前後、パンケーキなどに使われるマーガリンやショートニングには40%も含まれているものもあるそうです。マーガリンの摂取はできるだけ減らすか、バターに切り替える方がいいです。

ちなみに、アメリカやオランダ、ヨーロッパでは、トランス脂肪酸の入っているマーガリン、食物油は販売禁止となっているとか。

ただし、これらを全く使用していないものを見付けるのは至難の業。なるべく添加物の入っていないものを選ぶことが大切だと思います。