こんにちは。

12月に突入しました。今年も残り1ヶ月です。

忘年会などで飲んだり食べたりする機会が多くなってくると思います。

ボクも11月の下旬ごろから飲み会の予定が入り始め、あと3回くらいはありそうです。

大体は一次会で解散することが多いのですが、この前は「新しくできた二郎系ラーメンを食べに行きませんか?」と誘われ〆のラーメンを食べに行ったときは、さすがにボクの許容量を超え、苦しくなって後悔しました。残さず食べる教育を受けているので、無理して食べてしまったからです。

「二郎系ラーメンは量が多い」とは聞いていましたが、やはり〆のラーメンの量ではないことが分かりました。ニンニクがタップリで美味しかったのですが…。

中医学の古典には「飲食自倍、腸胃乃傷」という言い方があるようで、食べ過ぎは胃腸を傷つけるものとして戒められています。

食後に臭いゲップが出たり、胃のむかつき、上腹部の膨満感などがある状態を「傷食(しょうしょく)」、前日に食べたものが十分消化されず、翌日になっても胃にもたれ、食欲のない状態を「宿食(しゅくしょく)」、「宿食」が長く続く状態を「食積(しょくせき)」などと呼んでいます。

いずれも食べ過ぎからくる脾胃(消化器系)の運化(消化と吸収)機能の異常によって引き起こされたもの…。これからの忘年会シーズンは、このような人が増えるシーズンです。

胃腸の働きが低下すると、ボクたちの生命力を維持するエネルギーが不足し、心身ともに疲れやすくなります。つまり、食べ過ぎで胃腸の負担が重くなり、常に疲労状態になりがちということです。

もちろん、根本的な解決は「食べ過ぎない」ことなんですけど、少しでも胃腸の負担を軽くしてあげる、消化を促進してあげる中成薬(中国漢方)に「晶三仙(しょうさんせん)」があります。

三仙(山楂子・麦芽・神曲)のトリプルパワーで、肉や脂肪、糖質などの消化分解を助けます。ちなみに、

  • 山楂子 (さんざし)…肉類・脂っこいものの消化を助ける
  • 麦芽(ばくが)…うどん・パンなど小麦粉でできたものの消化を助ける
  • 神曲(しんぎく)…ご飯など米でできたものの消化を助ける

さらに、焦がしたり炒めたりすることで、食物を消化する力がさらに強力になり、加工したものは「焦三仙(しょうさんせん)」と呼ばれます。 ちなみに「焦」とは表面だけを炒って黒褐色にすること。

この「焦三仙」は「晶三仙(しょうさんせん)」。 これから忘年会が続きますので、ボクにとっての必需品です。