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「未病を治す」その第一歩はバランスのとれた食事から

こんにちは。

中医学には、病気になってから治療するよりも、日常の食事に気を付けて病気にならないようにする方が重要であるという基本的な考え方があります。これが予防医学の「食養生」の考え方です。

2千年前の周王朝の時代には、宮廷に飲食や栄養を管理する「食医」という医師がいたそうです。

現代の生活習慣病が飲食の不摂生、過食、栄養バランスの崩れに関係があることはよく言われているところ。中医学の「食養生」も適度な飲食、雑食、肉類と野菜の両方を摂ることで、全体的にバランスのとれた栄養摂取を強調します。

ある動物実験によると、過食では脳細胞を老化させるホルモンの分泌が盛んになり、少食では免疫機能が高まり長生きにつながる…という報告もあります。現代科学が中国古来の節食養生法を証明したわけです。

ここで提案するのは「四多、四少」。

「四多」はタンパク質の多い魚、赤身、豆などを食べ、多くのビタミン類(野菜・果物など)も摂り、お茶をたくさん、酢も多く摂ることです。

「四少」は、少塩、少糖、少飲酒、少食です。塩分の摂取は1日6g以下に抑えるのが理想的と言われています。ボクたち日本人の食事は、1日当たり14~16gもの食塩が含まれているようですが、これは摂り過ぎです。

健康で長生きをするには、少食においておなかをいつも清らかに保つことです。

独特の養生法に「断食」があります。よく耳にする断食法に、週1日何も食べず、果物か水だけを摂る…という方法がありますが、この方法は胃腸の機能を調整し、体の元気を取り戻せると言われています。

この方法の発明者はフランス人で、彼の家に年取った雌の鶏を飼っていたが、卵を産まなくなったので、1週間何も食べさせなかったのだとか。フランス人は可哀想に思い、また食べ物を与えたところ、その鶏は若返り、新しい羽も生えて、また卵を産むようになったそうです。彼はこのことに啓発されて、自ら週1日断食し、結果として以前より元気になったそうです。

ただし、この方法は誰にでも向いているわけではなく、個人個人の健康状態に注意して、専門家の指導の元に行う必要があります。

また、嗜好品でいえば、お茶を飲む、少量の飲酒、タバコを吸わない…というところでしょうか。

茶葉の中にはカフェイン、葉緑素、多種ビタミン、ミネラルなどが含まれ、精神の覚醒、疲労回復、脳の思惟活動の改善などの作用があります。ただし、飲み過ぎや濃いお茶を飲むのは逆効果で、多量のカフェインは、血液中の中性脂肪を増やし動脈硬化を促進するため、飲み過ぎには注意です。

お酒には薬の効果を高める作用があります。少量の飲酒は、善玉コレステロールを増やし、動脈硬化を防ぎます。

喫煙は、既によく知られているように、健康に多大な害を与え、ガンや動脈硬化の原因となります。狭心症とガンの人は、タバコはNGです。喫煙者は少しずつ量を減らすこと。突然やめると、体内のバランスを崩し、他の病気を引き起こしやすくなります。

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