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汗をかくこと

こんにちは。

汗ばむ季節がやって来ました。

汗をかくのは、脳細胞を守るため。脳細胞は、体温が42℃以上になるとダメージを受けます。そのため、汗を出し、皮膚の上で蒸発させることで体温を調節し、外気の熱から体を守っています。体温を調節する機能は脳の視床下部にあり、脳の機能を最適に保つ37℃弱になるように汗の量を調整しています。

暑いときの汗は大切

暑い夏には少し動いただけですぐ汗をかく。さらに暑いと、じっとしていても汗ばんでくる。こんな汗をかかず、肌がサラッとしていたら、どんなに快適だろうか…と思ってしまいますが、もし暑いときに汗をかかなかった場合、体温がドンドン上がっていってしまい、ついには「熱中症」になって命を落とすことになります。暑いときや運動をしたときに、汗が出るお陰で体温が上がるのを防いでいるわけです。

コロナ対策として行われた外出自粛のため、今年の夏は「熱中症」の発症リスクが例年より高まっていると言われています。本来なら体は4月、5月に外出することで「暑熱順化(しょねつじゅんか)」といって体温を下げやすい状態に変化するが、今年はそれができていない可能性が高いと言われています。

「暑熱順化」するには、外出して外の暑さになれること。また、シャワーではなく湯船につかって汗をかく練習がおススメ。

熱の一部は呼吸によって放出

また、体の熱のごく一部は呼吸によって放出されます。呼吸で吐き出される空気には、体温域で飽和した水蒸気が含まれ、その蒸発によって熱が奪われます。

なので、「暑熱順化」だけでなく、マスクをつけての外出も「熱中症」のリスクを高めるので、外で周囲に人がいない場合にはマスクは外してもいいかな…と思います。

「よい汗」と「悪い汗」

また、汗に「よい汗」と「悪い汗」があることはご存知ですか?汗には、においのない「よい汗」と、におう「悪い汗」の2つあります。

汗を出す汗腺は、血液中の血漿から汗をつくり、発汗するんですが、その時に血漿の中のナトリウムやマグネシウムなどのミネラルは、ろ過して血管に戻ります。このろ過がきちんとできているのが「よい汗」で、99%は水分です。

しかし、汗腺のろ過ができないと、血管にミネラルが戻らず、汗と共に多量に排出してしまいます。

よい汗は、「汗の粒が小さい」「さらさらしている」「蒸発しやすい」「じんわり出る」「必要に応じてかく」などの特徴があります。

一方、悪い汗は、「汗の粒が大きい」「ベタベタしている」「蒸発しにくい」「一気にどっと出る」「ダラダラかく」のが特徴です。

現代人は、悪い汗をかきやすくなっていると言われています。それは、汗をかくことが減り、汗腺が衰え、汗をかくのが下手になっているということです。汗をかかない生活をしていると、汗腺が退化してしまうということです。

また、悪い汗は夏バテの原因にもなります。それは、水分とミネラルを同時に失うから。体に必要なミネラルが多量に失われると、疲れやすくなったり、夏バテや熱中症を招くのです。ミネラルは体にとって、代謝に欠かせない成分。代謝機能も落ちてしまいます。

さらに、悪い汗をかき続けると、汗に含まれる免疫グロブリンの量が低下し、免疫力の低下が起こります。

汗腺は使わなければ退化し易いですが、よい汗をかくほど機能は高まり、汗腺が目覚めるという特徴があります。そのためには、「エアコンに頼り過ぎない」「運動して汗をかく」「夏でも湯船につかる」など、よい汗をかく為の生活習慣を身につけましょう。

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