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過剰な水分は「毒」にも…

こんにちは。

ボクたちの体の中には、性別や年齢で差はありますが、胎児では体重の約90%、新生児では約75%、子どもでは約70%、成人では約60~65%、老人では50~55%を水が占めていると言われます。

なので、「老化は体が乾燥すること」と言われます。確かに、年をとると細胞が水分を吸収する能力も低下、若い頃はお肌がプルプルだったのに、年齢とともに瑞々しさが失われていくのはそのためです。

水はボクたち人間のみならず、動植物の生命活動には必要不可欠なもの。

そんな大切な水ですが、むやみに「たくさん飲めばいい…」ということではありません。水をあげないとすぐに枯れてしまう植物も、あげ過ぎるとすぐに根腐れを起こして枯れてしまうのと同様に、体の中を過不足なく巡っていることが大事です。

水分を大量に摂取することで、血液中の塩分濃度が低下し、頭痛やめまいを起こしたり、さらに悪化すると嘔吐や意識障害…など、水も摂り方次第では「毒」もなります。

水が「毒」にもなる…。中医学では、体にたまった病的な水、ヘドロのようなものを「湿」と呼びます。

ボクたちの体の水分の3分の2は細胞の内液に、残りの3分の1は細胞の外液として排泄されます。「湿」とは、「細胞内液」が十分に存在していないのに、「細胞外液」に過剰に存在している…とも言えます。「細胞外液」が過剰に存在することで起こる不調…例えば細胞と細胞では「浮腫み」、血液内では「高血圧」、脳では「頭痛」、胃では「吐き気」、腸では「下痢」、副鼻腔では「鼻水やくしゃみ」、肺では「喘息」など。

昔から「天気が悪くなると古傷が痛む」と言われますが、天気が悪化することで体調が悪くなる方がいらっしゃいます。特に、雨の日は湿度が高くなるため、洗濯物が乾きにくいと同様に、ボクたちの体の水分も蒸発しにくくなります。そのため、「湿」が溜まりやすくなるため、不調が出やすくなるわけです。

また、「低気圧」の日は、天気の悪い日。雨や曇りの日なので「低気圧」でも同じような状況が言えると思います。

今から「梅雨」をピークとして湿度が異常に上昇することに加え、ボクたち日本人はもともと冷たいものを好む傾向があるので、脾胃(消化器系)の機能が邪魔され「湿」が生じやすくなります。毎年「梅雨」になると、胃腸病を患ったり、体が重だるい、頭が重い、関節痛、浮腫み、喘息などの症状が出やすい人は、体内に余分な水分である「湿」が滞っている証拠と言えます。

体の中の「湿」を追い出し、胃腸機能を高めることが重要です。

特に「梅雨」は胃腸に負担がかかる季節なので、刺身や生野菜、果物、それから冷蔵庫で冷やした冷たいものはできるだけ避け、なるべく温かくて消化の良いものを摂るように気を付けること。

それでも難しい場合、中成薬(中国漢方)や自然薬の出番です。

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