こんにちは。

このところ30℃を超えてきましたが、比較的まだ過ごしやすいように思います。

店頭の「緑のカーテン」ですが、今年はゴーヤ。「豊作ゴーヤ」「あばしゴーヤ」「白ゴーヤ」の苗を買って植えています。

日よけとして植えてますが、食べることでも「夏バテ対策」になります。

それはゴーヤの「苦み」。中医学では栄養成分とは別に、「苦み」には主に2つの効果があると考えています。

「苦み」の性質の1つ目は、「体内の余分な熱を冷まし、炎症を抑える」こと。発熱、ほてり、皮膚炎、膀胱炎、胃腸炎などの症状によく利用されます。

もう1つは「体に溜まった湿(余分な水分や汚れ)を取り除く」ことで、下痢や軟便、食中毒、ジュクジュクする皮膚トラブルなどに利用されます。

過剰な暑さと湿気は、熱中症や胃腸トラブル、夏バテの原因となりますが、「苦み」は余分な「熱」と「湿」を取り除いてくれるので、これから積極的に摂りたい性質の食材です。

「豊作ゴーヤ」には早くもゴーヤの赤ちゃんが。「豊作」と名乗るだけのことはあります。

「あばしゴーヤ」はメインの弦が切れてしまってダメかと思いましたが、脇芽が伸びてきてくれて、順調に育ってくれています。

ゴーヤの種類を変えて植えていますが、「白ゴーヤ」だけは接木(つぎき)のものを買いました。つまり、2種類の植物が合体していて、上が「白ゴーヤ」なのですが、下の植物の方が元気に育ってきています。この「台木」となっている植物は一体何なのか…。左(白ゴーヤ)と右(台木)で歯の形と質感が全く違います。家庭菜園をしているうちのスタッフによると「冬瓜」ではないか…とのこと。もしかしたら、実が収穫できるかもしれません。つぶさに観察していきたいと思います。