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アトピー性皮膚炎と五臓

こんにちは。

「五臓六腑」とは、もともと東洋医学の言葉で、体内にある臓器のこと。

気・血・津液(水)が体内を巡るエネルギーとしたら、「五臓六腑」は気・血・津液(水)をつくったり、運んだり、貯蔵したりする器官です。

その中の五臓とは、肝・心・脾・肺・腎の5つを言います。

大まかに言うと、「肝」は肝臓だけでなく自律神経も、「心」は心臓だけでなく、血液の流れや心の精神状態も、「脾」とは主に胃腸などの消化器を、「肺」とは呼吸器だけでなく皮膚も、「腎」とは腎臓と副腎や免疫、生殖器、遺伝なども含まれているので、西洋医学での分け方とは違います。

アトピー性皮膚炎は「ストレスで悪化する」ということや、痒くなくても搔いてしまう「掻きぐせ」も自律神経の問題が関係すると言われていますが、「肝」と関りがあると考えます。

「心」は血流と関係しますが、アトピー性皮膚炎が長引くと肌が黒くなってきます。この「瘀血(おけつ)」の状態は、血流が滞っている状態です。

特にアトピー性皮膚炎と関係があるのは「脾」で、アトピー性皮膚炎の人は下痢しやすい、便秘、太らない人が多く見受けられます。皮膚をつくる大事な食べ物を吸収する「脾」は、一番大事な臓器と言えます。

また、アトピー性皮膚炎の人には花粉症、気管支喘息の人も。皮膚も皮膚呼吸をしている…「肺」の一部です。

それから「腎」についても副腎や免疫、遺伝などアトピー性皮膚炎との関連が強いことが分かると思います。アトピー性皮膚炎は免疫の過剰になった症状ではありますが、単に外から副腎皮質ホルモン(ステロイド)を補うのではなく、自分の副腎を元気に働かせて、免疫力をアップさせ、自然治癒力を高めることが大事です。

アトピー性皮膚炎と「五臓」の関係を見ていくと、アトピー性皮膚炎は、単に「皮膚だけの問題」ではないわけです。

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